車のフレームを作って居る会社に就職する話。
主にトラックやフレームバスの物を作ってる会社だそうです。
私が見た事が有るフレームの工場は普通に現代的な設備の有る工場ですが、
此の夢に出た工場は皆んな大工か鳶職みたいな格好をして、全て床の上で手作業してます。畳職人みたいな世界です。
1日目に工場を案内して呉れたのは、可也口数の多そうな厳しい親方でした。
2日目からは別の親方に付いて作業を教わるのですが、私は出勤時に自分の車を止める場所を間違えて、職場の横の歩道を、職場よりも行き過ぎて止まって仕舞いました。
引き返せばいいのですが、引き返そうにも、歩道には材料とか道具とかが一杯散らかってて、其れを片付けない事には引き返せません。
遅刻する訳に行かないので、仕方無く車を其の場に置いた侭、工場に入りました。
2日目の親方は1日目と違って、口数の少ない、一見穏やかそうな親方でした。
其の職場は何故か玄関で靴を脱いで、足袋ならぬ二本指の軍足で仕事をして居ます(←安全靴履けよ!危いやろ!)
靴を脱いで上がるも、私は車の事が気になって仕方が有りません。
私は未だ仕事をしない侭に時間が過ぎて行きます。こんな事をしてたら親方の雷が落ちるに違い無い、と思ってたら、若い兄ちゃん2人がタメ口で色々聞いて来ます。私の方が年上ですが、向こうの方が先輩ですから仕方有りません。敬語で答えます。
そうして居る内に私が玄関で脱いだ靴がどれかも分からなくなりました。皆んなお揃いの灰色の靴です。昼休みが近付いて来ました。
何もしない侭午前中を無駄に過ごして、且つ、親方を待たして仕舞い、親方は内心カンカンやろなぁ〜とビクビクしてる内に夢から覚めました。