海岸線から峠へ

物語は、私が海岸線を流していたときのことです。

いつものようになめらかなカーブを練習のために

走っていました。そのとき後方から一台の車が接近

してきました。取り合えず、走りはじめた車は

フルノーマル車。コーナーであおられ、そして

直線での立ち上がりはひきはなした。おそらく車は

同じほどのパワーだったのか？折り返し地点で確認

したらマーチでした。私はスターレット。互角の勝負で

これがはじめてのバトルでした。そのマーチは峠で

走っていることを聞き、峠へ向かうことにしました。

スタンドでバイトをしていたタップ君が走りにいってる

峠に行くことにし、そののち３年通うことになりました。

昼間は学生、夜はスタンドでバイトし、夜中に練習に

行きました。雨の日も、雪の日も、風の日も、車は

走り続けセッティングするたびに大きく変貌を

遂げていきました。



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