「付いていきたい！」と思う人とは

会社のある事業所にて、寒さで配管が破裂する事件があった。

その配管には水ではなく、原料(泥)が入ったままになっていて、その配管が破裂し、2トン程の原料がぶちまけられた。

それについて、その事業所の工場長はこう言った。

「『水ではなく泥だから、凍らないだろう。大丈夫だろう』と思ってしまったことがそもそもの問題。泥だって水分が含まれてる。凍るに決まってる。だから配管から泥を抜いておく処置をとらないとダメだった。社員の認識が足りない」とクドクドと。

これを聞いてどう思う？

まあ、そらそうだろなぁ。
そうか、気を付けなあかんなぁ。

と思う人がほとんどだろう。

僕もそう思った。だけどこうも思った。


あんた気付いてたんなら社員に言えよ。工場長だろ。あんたが大変な思いをするんだよ。

気付いていて言わなかったのなら最悪な人だし、気付いていなかったんならあんたも同じレベルだってこと。

なのにクドクドと、社員が悪い。認識が足りない。そのくらい気付け。みたいなこと言われても説得力ないし。

「配管凍るから気を付けろよ。泥を抜いておけよ」って言われてて、やらなかったら怒られても仕方ない。

その工場の長である以上、事件を防げなかったのは長の責任だろ？

それを社員のせいにして、誰が付いていきます？

僕は少なくともそれを反面教師にして、そんな人間にはなりたくないな。と勉強させていただきました。

下に慕われるような人になりたいね。改めてそう思わせてくれた、とある工場長の行動と発言でした。

終わり。


ではでは、しーゆーねくすとたいむ。