部長(43日目)

今日たまたま元上司(部長)と話す機会があった。

私が最初の職場で働いていたときの上司です。

今は役職を外れ、相談役的なポジションです。


因みに昔はひどく怒られました。怒られっぱなしでした。



話題は私の話。

どうも辞めるということが耳に入っていたようだ。


「私は「あの子」は営業向きではない。製造にいて輝ける人材だ。だから営業をやる内に必ず「折れる」ときがある。その時に上司がどう動くかが大事」

という内容を専務に話したようだ。

次いで

「営業になる前に折れたな」


と。

「会社において異動は付き物。だけどその対象になる人がどういう人なのかを知った上で決めることが大事」

「昔に比べて人を見る目が悪くなってる。下手くそになってる」

「あなたの選択が正しいかどうかは今決めることではなく、もっと先に決められることだと思う」

「この人に付いていきたい！という上司がいて、一緒に仕事をすることは自分の力になる。だけど、それはいつか変わる。離ればなれになったときや、あなたが上の立場になったとき、初めてあなたは試される」

「まだまだ若い。違う世界を体験することも大事」

みたいな内容でした。

他にも色々なことを話していただきました。


昔、ひどく怒られました。「何もそこまで言わなくても‥」と思ったこともありました。

しかし、本当に人をよく見ているなと思いました。

今回の話で確信しました。

この方を役職から外し、異動させたことが会社が傾く原因であること、簡単に人が辞めていくことに繋がっていること。


最後の日には、しっかりと挨拶したいと思います。

叱ってくれてありがとうございます。見ていてくれてありがとうございます。と。






簡単なカレー。しかし高いのだから美味しかった。