松岡圭佑『万能鑑定士Qの推理劇 I、II』の続き紹介。前回でも書いたが、このシリーズは深く考えてはいけない。まじめに考えてはいけない。そうマンガと思ってさっと読まなければならない。そうマンガなのだ。
特にこの『万能鑑定士Qの推理劇 III』の方は、まずありえないストリー展開だ。錦織英樹達が参加するツアーを後から追いかけるシナリオだが、どこへ行くか分からないツアーを追うことその物に無理がある。
そしてその最終的なツアーの目的がハッキリして、最後に一覧の事件の黒幕が登場する。知的犯罪の総元締め、贋作界の絶対君主コピア。
なぜか軽い。迫力も何もない!悪者!ウーンイマイチ。そして『万能鑑定士Qの推理劇 IIIV』へと続き、コピアの莉子への復習が始まる・・・。
そして『万能鑑定士Qの推理劇 IIIV』で最後にコピアが仕掛けたのが、波照間島の島民を島から追い出して、泡波を盗もうとした事。泡盛のなかでも幻の銘酒であり、波照間島だけで作られているプレミア酒。と言う設定はわかるが、これもせこーい。気がするのは私だけだろうか?
更につかまったコピアが、リベンジを『万能鑑定士Qの推理劇 5』で予告しているが、それを「ない」と否定した莉子。そして確かにこのシリーズはこの『万能鑑定士Qの推理劇 IIIV』で終わりのようだ。
書籍名:『万能鑑定士Qの推理劇 III』 |
「あなたの過去を帳消しにします」。全国の腕利き贋作師に届いた謎のツアー招待状。凜田莉子に更生を約束した錦織英樹も参加に名乗りをあげた。婚約者のために人生をやり直すと誓った錦織だったが、待っていたのは不可解きわまる旅程だった・・・・ 雨森華蓮の弟子をも翻弄する何者かの企てを、莉子は暴けるのか!?スペイン、イタリア、エジプト、ギリシャを駆け巡るシリーズ最大規模の謎解き勝負。「Qの推理劇」シリーズ第3段! |
書籍名:『万能鑑定士Qの推理劇 IIIV』 |
「万能鑑定士Q」に不審者が侵入した。無残に荒らされた事務所に貼られた何百何千という物体。それは、かって東京23区を覆った”因縁のシール”だった!さらに波照間島に帰郷を勧める父が現れ、「週間角川」を揺るがす盗作問題が起きるなど、凜田莉子を公私ともに激震が襲う。 小笠原悠斗は莉子の窮状を救うことができるのか?浅倉絢奈、雨森華蓮も登場する特別編。すべての決着は波照間でつく!!「Qの推理劇」シリーズ第4弾。 |
本当に浅い読み方しかしてない感想ですね
貴方の様に自分を賢いと思っている人の多くは
コピアの件で恥をかきました
『万能鑑定士Qの探偵譚』が今月発売されているのですね!Amazonのカスタマーレビューを読みました。これは面白そうですね!有難うございます。