これも朝日新聞Be reportの記事である。当ブログの投稿記事の中でも何回かこのパワーアシスト自転車の話は出ているが(アナログ14インチTVのその後等)、この記事を読むとよく分かる。『エコロジー意識の高まりを受けて、電動アシスト自転車が快走している。エネルギーの源となる充電池の進化で、走行距離がのびるなど使い勝手は大幅に向上。活躍の場は、宅配サービスやレンタサイクル店などビジネス分野にも広がった。昨年末の規制緩和でさらにパワーアップがみとめられ、ますます需要が増えそうだ。~~~』
昨年末の規制緩和とは、人力と同じだけのパワーをモーターが補うのが最大だったのが、時速10キロ未満の場合は最大で人力の2倍まで補うこと事が可能になった。これの意味する所は、当市など坂道の多い所に住んでいる人にとって威力を発揮すると言う事になる。
アナログ14インチTVのその後でも内の奥様の親類に当たる方が奥様の実家を借りたが、その実家と言うのは、駅からはそれ程遠くはないが、山の手にある。従って見渡す景色はよいが、反面通うのはかなりの体力を必要とする。車で通えばよいが、かなり道路が狭い。原動機付き自転車が今まではその選択の一つであったと思うが、初期投資と騒音やガソリン等色々考慮すると今では、このパワーアシスト自転車は最も最適ではないかと思えてくる。
実は、2回目のプライベートな上海への旅行(というより、娘の入っていたコーラス倶楽部と上海市のコーラス倶楽部との交流で招待された)で、当家にホームスティした子供の父親が当時(1998年頃だろ思うが・・・)宿泊していた、私の所にやって来たのが、上海ではやりだしていたパワーアシスト自転車だった。流石に当時の上海の事情からして、ビックリした事を記憶している。
さて、Be reportの記事に <最新機種はこんなに進化している!93年 -> 現在>
1993年 ヤマハのPAS | 現在 | |
価格 | 14万9000円 | 10万5800円 |
電池 | 鉛 | リチウムイオン電池 |
充電時間 | 10時間 | 2時間 |
重量 | 31キロ | 23キロ |
走行距離 | 20キロ | 67キロ |
パワー(トルク?) | - | 倍以上 |
流石にここまでくると、確かに一人で車に乗るより、このパワーアシスト自転車を使う方が、環境にもやさしいし、自分の運動にもなる。
記事にも紹介されているが、ベロタクシーは新しい交通システムの手段として世界中の観光地で活躍中の事であるが、別に観光用でなくても、一般用でも販売されれば、それなりのニーズがありそうな気がするが・・・。
ベロタクシーの場合、最大の問題は法規制であり、道路交通法上は自転車に該当する。従って、本人が乗るのは良いが、子供を除く大人を普通乗せる事が通常できない。これは都道府県公安委員会規則に拠って決まっており、現在走行可能な所は京都府、長野県、愛知県、福島県、神奈川県、滋賀県、千葉県に限られ、「交通渋滞を引き起こす」「事故が起きる」などの運行に対する先入観から殆どの県ではダメと言う事になっている。
参考情報として、2008年の電気自転車の国内出荷台数は31万台超。一方原動機付き自転車(50CCバイクの事)の出荷台数は前年比33%減の29万台で始めて、電気自転車が原動機付き自転車を上回ったとの事。おそらく、モット電気自転車のニーズは伸びてゆく気がする。おそらくバイクのニーズをかなり食ってゆくのではないかと考える。その鍵を握っているのは、ベロタクシー同様おそらく法規制だと思うが・・・。技術的にはおそらく次々に難問の解決されると考えられる。もちろんスピードも含めてであるが・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます