毎年恒例の春Panasonicイベントの開催（大震災後、苦渋の判断か？）

例年春には、Panasonicフェアが開催される。系列店つまり町の電気屋さんが自分のお店のお客様を招待して、イベントホールで、大々的に展示・販売会を行う物だ。秋にもあるが、春は最近花博記念公園鶴見緑地を使っている。昨年は、5月22日と23日に開催された（Panasonicのイベント会場で見た３D液晶とアイロン）。今年はなぜか2カ月ばかり早い。何か理由があるのだろうか？

実は、この招待のパンフレットが当家に届いたのは先週だった。つまりイベント開催まで１週間しかなかったと言う事になる。流石にこんな事は今までなかった。もちろん2009年の春は中止となったが（今週末予定のＰａｎａｓｏｎｉｃイベントの中止（豚インフルエンザの影響））。

おそらく、このイベントは開催日を決まっていたが、今回の東日本大震災が発生した事で、主催者側が最後まで悩まれた結果ではないかと思う。おそらく苦渋の判断だったのではないかと思う。私はメーカー側の事情をある程度知っていたので、割と気楽に、奥様と出かけた。もちろん粗品、そうプレゼントが目的だった。今更この時期に行っても、買う物がない。つい先日、PanasonicビューティトワレDL-GZ20の便座が錆びた事で、ひょっとして次を考えるかもしれないが・・・。マアー次は、冷蔵庫かそろそろ長いブラウン管式ハイビジョンTVではないかと思っている。冷蔵庫は引き出しの取っ手、プラスティックが壊れた。どうも取っ手の形状の耐久性がなかったようだ。結果このイベント会場の新型冷蔵庫を見ると取っ手の形状が変更されていた。ウーンそれにしても、最近Panasonicの品質は悪い。便座はあろうことか錆びたし、ナノイー（空気清浄機）は３台の内２台が修理したし、食器洗浄機も無償修理、電子レンジも何回も無償修理だった。ウーン無償で修理して貰えるのは良いが・・・。

さて、目的の粗品を奥様とわたしの分を貰った。別に二人分要求した訳ではないが・・・。結果ボローニャジュニアフレーバー桜あん味、つまりパンと片手ザル＆ボウルセットを貰った。そして一通り液晶TV、冷蔵庫と回って、いろいろ聞いたが、当然疑問が湧いた。と言うかメーカーと販売店の苦悩だろう。今回の東日本大震災の影響は別に東だけに発生しているのではない。

3月末までエコポイントが有ったので、考えられる事は液晶TVやエアコン、冷蔵庫等は大半の方が、３月末前に購入しているはずだった。そしてそれまでに購入できなかった方が、今回のイベント等で買い替えの対象となれば良いぐらい、或いはそれを狙ってのイベントだったのかも知れない。

しかし、そう言うお客さんがいても売る物がない。そう、今大変な事になっている。液晶TVも届けられない。冷蔵庫も、そしてエアコンも。オール電化住宅等ではそのメインとなるエコキュート（電気給湯器）やIHヒーター等が生産できない。もちろんそれ以前に今家は建てられない。建材や設備がないからだ。東日本大震災で部品や半導体メーカーの生産がストップしており、生産できないからだ。そして買占めも当然発生している。しかしビルや戸建で必要なあらゆる物が不足している。東の被災地の報道が今の所メインだが、その東の方を支援する西側の経済が近い内に破綻しそうで怖い。

日本は東や西に綺麗に湧かれて生産や経済が成り立っている等ありえない事がハッキリした。日本中が複雑に絡み合って繋がっている。従って、東の復興が遅れれば、それは、東側だけではなく、日本全体の経済への影響となる。

今日のPanasonicのイベントは雨だった。少し寒かった。大変の方は買う物がなかっただろう。大震災後でやはり自粛した。等色々あるだろうが、やはり昨年より遥かに来客の数が少なかった。

		ガトーフェスタ・ハラダのお菓子を限定10個抽選で。ここだけは盛り上がっていた。
		会場。昨年より遥かに客だ少なかった。
		出口前には、出店が並んでいた。毎年ベルトや靴、バッグ等を購入しているが、今年は少し悩んだが、ディーバッグを1,000円で購入した。当分