ストレス発散のおもちゃと楽器で掲載したが、この記事の最後の方に、『楽器や発散できるほかの玩具?さて次に何をするかは、また考えて見る事にしよう。やりたい事が沢山あり、それができていない事は苦しいが、逆にそれが楽しみでもある。同じようにやりたい事を沢山ためておこうと思っている。此れの意味する所は、別の掲載記事に多分に影響を受けると思うが・・・』と掲載したが、これの意味する所と言うか、関連する記事が先週の朝日新聞2009年6月26日(金)27面に載っていたからだ。
『アルコール、ギャンブル、出会い系・・・「依存症」深刻 定年後まさか私がはまるとは』とのタイトルで「高度成長期、激しい競争にさらされながら仕事に打ち込んできた団塊世代が、定年退職とともに酒やギャンブルにおぼれてしまう---。こうした状態を言い表す「定年性依存症」が最近、クローズアップされています。依存症に陥らないためには、現役時代から働き方や休日の過ごし方を見つめ直す必要がありそうです。」で始まり、定年後、次の朝起きる必要が心配がなくなり、飲む量が増え始め、朝起きたらお茶代わりに飲み、草むしりでのどが渇いたら飲む。昼食を取る最中も、風呂に入った後も、夕飯を食べる時も飲んだ。初めは日本酒だったが、安い焼酎を水やサイダーで割るようになった。焼酎の一升瓶を2日に一本のペースであけた。~~~若いころ、少しやったことがあったパチンコで憂さを晴らすようになった。定年退職後の前後には、通帳から毎日5万円ずつ引き出した。それでも足りず消費者金融から5社から20万~30万円借りた。~~~
さてこの記事の中にもあるが、「仕事一筋の人が定年後に新しい趣味や生きがいを見つけるのは難しい」とある。
上記の様なアルコール依存症に関しては別に、定年退職後でなくてもストレスからくる症状で、私のSADでも端的に出る症状の一つである為、今更驚くことはないし、私も人の事は余り言えない。
重要なのは、上記の「仕事一筋の人が定年後に新しい趣味や生きがいを見つけるのは難しい」であり、余りにもこれが事実である事を示す例が当社でも多く見かけられると言う事である。
つまり定年退職後も既に年金を貰っていらっしゃる先輩の方が多く、会社に残られて、仕事をされているという事実にぶち当たる。その理由が、上記の例が全てとは言わないが、要するに家に居てもする事がないのである。最も会社に請われて、どうしても残って欲しいと要請があって仕事を継続されている方も居るが、これは特殊な例に過ぎない。大抵は、お金の問題かあるいは上記の様に家に居てもする事がない、または奥様とうまく行っていないのどちらかとなろう。
従ってストレス発散のおもちゃと楽器でも掲載したように、定年退職後に何をしようか考えるのではなく、私の場合は既に定年退職後に、あれもやりたいこれもやりたいと言う事を前もって実証しておこうと思っている。従って、定年を迎えてから、楽器を練習するのではなく、その前に既に一通りは演奏できる様になっておこうと考えているし、油絵も復活したいし、もちろん奥様との旅行やジョイントコンサートもあるかも知れない。最も相当練習しないと出させて貰えないが・・・。
楽器も趣味であるが、できれば、ボランティア同様に地域社会と貢献する形で交わっていきたいと考えており、それが単なる趣味ではなく、目的を持った趣味になると考えている。コンピュータやシステム、デジカメ等の写真撮影等も同様な位置づけであり、単なる趣味で終わらず、何らかの地域社会への貢献ができればよいと考えている。
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