社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

介護付き有料老人ホームは土地活用ビジネスのはやりとなっている

2010-12-03 07:20:52 | 日記

CCF20101201_00000 今年の9月以降、お義母さんの生活状況がかなり危ないと痛感してから、その対応策の一つとして、介護付き有料老人ホームを検討し、老人ホームに関わる事が多くなった。そして週末の当家の休みが休みとならない状況が続いている。

お義母さんにとって、最も合う介護付き有料老人ホームをずっと探して来た。その過程で、ベネッセの老人ホームも検討した。このベネッセの老人ホームは割と高級な施設だと思われる。なかなか余裕のある方でないとこの老人ホームに入る事はできない。がお義母さんが、この老人ホームに入る事を検討する事はなかった。これは最初から予測できた事だった。これは言わば当て馬的要素と考えていた。そう最初からこの老人ホームの運営ポリシーを聞いた時におそらく、無理だろうと判断していた。そうお義母さんはこの手の施設では無理なのだ。グループ介護と言う素晴らしいポリシーだったのだが、これがまず無理な条件だった。そしてこれらはお金の問題ではないが、最後はお金の問題となる至極当然の結果だ。

さて、先日奥様の事務所に住宅大手の積水ハウスからDMが送られてきた。「土地の有効活用用として高齢者専用賃貸住宅を検討されませんか?」そしてこの例として掲載されていたのが、ベネッセの老人ホームだ。もちろんベネッセが運営するとはDMのカタログには記載はされていなかったが・・・。

この様な土地活用ビジネスでは、大東建託と言う会社が、昔はアパート経営等で有名だった。しかし、ついに土地活用と言う投資事業として、高齢者専用賃貸住宅(要は介護付き有料老人ホーム)がどうも筆頭となりそうだ。と言うかなっていると言ってよい。そして、このビジネス市場に多くの企業が、参入している。

マンション需要や一戸建て等の住宅市場はまだ最悪の状況で低迷したままだ。一方少子化が進み、リーマンショック以降、経済が低迷する中で、教育市場も大変危機的状況になっている。今までは学習塾等は不況にも強いと言われてきたが、もはや例外ではなくなっている。

こう言う状況を考えると、住宅大手の積水ハイムと教育市場大手のベネッセが組んでビジネスを展開する意味づけもわかる気がする。

9月以降、有料老人ホームをネットで調べたら、驚く程、多様な施設がオープンしている事にびっくりした。高齢化が進む中で、希望しても施設に入れない高齢者の方が多いのも事実で、本来は国や自治体の最も期待される支援分野だと思うが、残念ながらこの分野は既に民間に任された状況だろう。介護士不足や低賃金の問題その他多くの問題がありながら、現実はこの市場が、不況となっている他の分野に変わり、新たな雇用創出と利益創出分野となっているのは間違いない。

一方、土地を持っていても、今は地価が最安の状況では売る事も出来ない。アパート経営も少し前までは可能性がある分野だった。つまり投資としても有効な分野だったが、今ではかなり疑問だ。そう言う意味では、介護付き有料老人ホームは、投資対象となる要望な分野かも知れない。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kkenji1)
2011-06-11 05:37:56
既に食い散らかされた感がありますが・・・
もう2-3年で開発は終わるような気がします。
返信する

コメントを投稿