社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

お義母さんの不自由な身体では、今まで奇跡的に無事だったが、ついに介護老人ホームに入る直前に事故が

2010-12-03 07:21:25 | 日記

ついに、心配していた事が現実となった。何回もお義母さんが今まで無事なのは奇跡に等しいと認識していたからだ。その為に今年の9月以降あせって、介護付き有料老人ホームを探しまわり、お義母さんも試しに泊まる等トライアルをして来た。そしてやっと契約も締結し、この有料老人ホームに入る事が決まり、これで何とかなるとホットた矢先、ついに事件が起きた。

お義母さんの手1 何もしなくて良いと奥様が言っていたのに、夜中にこの施設に入る準備をしようと、トランクを取りだし、このトランクにつまづいて、倒れた。そして利き腕の右手の指を脱臼(骨折ではないが)した。もともとパーソンキン症候群と言う原因不明の治療が困難な病気の為、症状が悪化する事に不安を抱いてはいたが、ついにおきたと思った。

かかりつけの診療所では、対応する事ができなくて、近くの専門病院で、全身麻酔で手術を受ける事になり、結局入院となった。しかもトイレ付個室一日10,500円だ。無事手術も成功し(流石にこれでは成功するだろう)たが、退院してもこれがまた危ない。手にはギブスだし、今でもまともに移動できないのに右手が使えなければ更に危ない。完全介護が必要だ。

と言う事で、そのまま入院して貰う事にして、この病院から退院しても、自宅に帰らず、病室からそのまま入所予定の老人ホームへと行く事になった。しかしこの病院の一泊料金がこれまた高い。仕方がないが。それなら同じ介護でも入所予定の老人ホームに入所予定を早めていく事にしてもらった。

ケアマネジャーさんやリハビリの先生、かかりつけの先生がお義母さんの家の事情をある程度知っていながら、かなり甘かったのではないかと思う。施設に入る時期は来年の夏ごろ頃に皆さんが考えておられたようだ。そう言う余裕は全くなかった。私は逆に半年程、或いは1年入るのが遅かったと後悔している。この1年間のお義母さんの体のあちこちの痣やキズ等を奥様から聞いていたからだが・・・。もっとも本人の自覚がなかったと言うのが一番の問題だったのだが・・・。これは流石に仕方がない。つい最近まで、ゴルフや旅行等自由にされており、日々の生活でも不自由ながら何とかなっていた。本当はそうではなく、転んだりしても激痛があるはずが、病気の為、麻痺していた。この最近までは普通に暮らしていた感覚と実際の体は急激に不自由になっていたギャップが、本人には理解の範囲を超えていたのだと思う。私もそう言う状況になったら同じだろう。従ってある意味強制的にでも、対策を取らないと、不幸な事になる。その為には、結局お金が必要となったのだが・・・。


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