朝日新聞asPara NEXT-AGE 2001秋号のTHINKING「頑張る自分がいとおしい」自己愛がパワーのもとに!アスパラクラブ・アンケートにみる「私の元気のひみつ」男性編の記事が掲載されていた。
アスパラクラブの50歳以上の男性会員に聞きました あなたがいつも実践している自分流の「元気のひみつ」を持っていますか?
上記で「あったらいいなと思うが、持っていない」と答えた人にお聞きします。「持っていない」理由はなんですか?
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「元気のひみつ」はどういう意味?と言う気がするが、あまり難しい事を考えない。アンケートの答えからすると、残りの人生を生きる糧と解釈した方が良いのだろう。趣味ととっても問題はないだろう。
その内容は、あくまで自分の為と言う事になる。それはそうだろう。50歳以上のアンケートなら当然と思う。
記事内で挙げられていた例は
- 80代:早朝5:00からウォーキング3キロ30分。縄跳び300回。腰椎ストレッチとラジオ体操40分。仕上げに遠赤外線の保温器で20分。
- 63歳:長距離ウォーク。毎年鈴鹿から伊勢神宮まで約50キロ歩く。来年は名古屋まで100キロの完歩。
- 60代:年間300キロを目標にスイミング。日本1周6千キロを20年で達成する。
- 65歳:年間100冊(週2冊×52週=104冊)の読書、10年間で千冊、30年で3千冊
- 61歳:月間300キロのジョギング
- 50代:ひとりカラオケ。
- 60代:毎年新しい趣味にチャレンジ。料理、パソコン、フラワーアレンジメント、ロード自転車、ハーモニカ、ピアノ・・・広く、浅く、楽しく
- 73歳:アマチュア無線機を担いで山登り。山頂から全国の山登りの人と交信。
なる程と思う。趣味に目標を設定していると言う事になる。依然何人かの先輩に伺ったが、マラソンなら市民マラソンに参加する為に、毎月の目標を設定している話を聞いた。同じくジョギングやスイミングでも一日何キロと目標を設定して、それを日々クリアーしていく事が継続できる方法なのだと思う。且成果ももちろんあると思うが。
さて、「あったらいいなと思うが、持っていない」と答えた43.6%人の「持っていない」理由に、時間のゆとりがない(19.0%)、お金のゆとりがない(13.1%)とある。しかしジョギング系は時間もお金も必要ないだろう。自分の事はあまり言えないが。
今年5月で定年を迎えられた先輩がいる。もちろん当社の社長に強く希望され再雇用となった。お金にも余り困らない(と思うが)。仕事に情熱を抱く歳でもない。先輩の奥様も働かれているので、おそらく奥様の定年までとの考えではないか?明らかに定年後のモチベーションが下がった。一つは再雇用の給料が激減したからだ。つまり新入社員の月給より遥かに安いのだから。これでモチベーションなどあるはずはない。
ここ最近と言うか、もう数か月だが、その先輩が面白いと言うかすごい事を始められた。この先輩はもともとスポーツジムでスイミングに通われていた。当社の昼休み、つまりお食事タイムは45分しかない。しかし12時のチャイムが鳴ると、道具を持って、事務所を飛び出されて当社の1Fのスポーツジムに向かわれる。そう何と45分の間で泳ぎ、昼食もとっていられるとの事。それを、事務所にいる時には毎日実行されている。すごい。もちろん外食はする時間はないので、おにぎりや弁当らしい。この先輩は昼食で何回が一緒だったが、食べるのも早かった。
みんな唖然と見守っていたが、今だ継続されている。先輩はまるで、このランチタイムのスイミングの為に毎日会社に来られている気がする。もちろん仕事はできる方なので、私が何も言うつもりはなし。これこそ、時間がないと言う事はできないだろう。時間は作り出す物と言うのを改めて実感した。
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