社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

当社の業界現状と2010年以降の将来予測セミナー

2009-07-17 07:03:35 | 日記

舶用セミナー1.jpg出向先の会社が置かれている業界の将来予測は難しいというかかなり厳しい。過去の2度のオイルショックと円高の危機を乗り越えながら、結果、韓国や中国にシェアを奪われてきた業界でもあり、本当に久しぶりにこの手のセミナーに昨日出席させていただいた。

もともとは、業界の会員組織に加入しており、先輩が参加予定では有ったが、中国出張で不在の為、私や私の若い部下に参加依頼が来た(結果的には勝手に申し込まれてしまった)と言う背景はあるが、なかなか面白いと言うか先行き暗いと言うか、かなりネガティブなセミナーだった。もっとも多くの資料による説明でまんざら外れそうにない程のネタの提供ではあったが・・・。

昨年の9月のリーマンブラザーズショック以降の世界同時不況を考えれば、どの業界でも、なかなか明るい見通しが出てこない中で、今回のセミナーは、更に暗い将来予測をしていた。もっとも、ここ1~2年は何とかいけそうな分だけマシかも知れない。

何れにしても、どうもかぎを握るのは、中国であるのは間違いがない。従って、中国への販売を強化するか、中国の生産力を利用するかはなかなか難しい話ではあるが、製造と消費両面で重要な国となる事は、多くの方の認識通りだろう。

但し膨大な人口を擁する中国は、結果生産能力と言う意味では、需要と供給のバランスを壊す国となり、韓国企業は既に、中国ではなく、他のアジアやブラジル等への海外展開を更に進めているのも確からしい。日本の中では、再三過去こららの危機を乗り越えてきたが、今度は流石に、暗い時代に意突入するか、それとも新しい技術で突破するか、真の生き残りをかけた業界再編も進みそうである。

個人的には、韓国や、中国に出来ない技術で勝負するしかないし、コスト競争になれば、品質を別にすれば、日本は勝負にならないと思う。このセミナーに参加しなくともプレゼレンテーションの内容は、出向先の会社の人達は既に理解しているはずと考えている。

※1会場は満員となり、業界が古い為、貫禄のある重鎮らしき人が多く見受けられたが、特に話をする事無く、このセミナーから私は直帰する事にした。会社に帰っても殆ど中途半端な時間となる為・・・。

※2プレゼンテーションの中身がポジティブな内容かネガティブ内容かによって、そのプレゼンターの印象が変わってくると思うが、今回は余りにもネガティブで、しかもそれらが当然予測される、結果であった為、当社の人に合えて話す必要は無いぐらい予測されていた内容と私は考えている。


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