社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

朝日新聞週末be『消費ダウンサイジング』より

2009-02-25 08:17:47 | 日記

今回は、先週末の朝日新聞のbe betweenの記事からです。「最近、大きな買い物をしましたか?」に対するbeモニターの方の回答(10,521人)によると、

  1. はい :35%
  2. いいえ:65%

「はい」の人が答えた理由は?

  1. 前々から予定していた   :1901人
  2. しないわけにはいかなかった:1157人
  3. 衝動的に          :270人
  4. 家族にせがまれた      :164人
  5. 付き合いで断わりきれなかった:22人
  6. その他           :204人

「いいえ」の人が答えた理由は?

  1. 買いたい物がない     :3225人
  2. お金を使いたくない    :1716人
  3. 将来が不安        :966人
  4. 給料が減った       :305人
  5. ボーナスが減った     :162人
  6. その他           :362人

全員が答えた。もっとも大きかった出費は何ですか(上位10個)

  1. 食料品          :1126人
  2. 国内旅行          :1037人
  3. 医療費           :709人
  4. 教育費           :693人
  5. テレビ・DVDプレーヤー  :637人
  6. 海外旅行          :574人
  7. 住居費           :564人
  8. 慶弔費           :469人
  9. 衣類            :428人
  10. 自動車           :369人

と言うデータから考えるに、日本の社会は完全に成熟社会(上記買いたい物がない)でもあり、一方で使っても何らかの理由で使わざるを得なかっただけであり、全員が答えた最も大きかった出費は食料品。つまりエンゲル係数が高くなっている事になるのだろうか?

これらの動向を見る限り、政府が国民にお金を支給しても、経済の活性化に繋がるとは思えない。唯一の救いは国内旅行や海外旅行、テレビ・DVDプレヤー等が大きかった出費に入っている事だと考える。まだ、趣味やゆとりの分野への拠出ができるのは、余裕がある事を意味していると考えるが・・・。

但し、大きな買い物としなかった人の理由を考えるに、昨年後半(9月)からの急激な世界不況の影響がそのまま出ており、不要な物は買わない防衛策を取っている事がわかる。最も、よくよく考えると、買いたい物がないというのが一番の理由であり、一方で食料品は買わざるを得ないし、そこでリッチな思いをしたいと言う事だと思う。当ブログでも私が無駄な買い物をかなりしている事を掲載しているが、それでも激安でなければ買わない。

従って、上新電機のリニューアルオープンでも述べたが、安ければ需要が喚起されるのであれば、まだ救いの道があると思うのだが・・・。金をばら撒いても結果は同じであり、無能・無策な自民党と官僚政治に苦言を呈したいが・・・。これで消費税を上げれば更に景気が後退する事は目に見えている。また年金の破綻もすぐ底まで来ており、そのうち暴動が起きそうな気配もするが・・・。先に犯罪の増加が心配される。官僚政治に終わりを告げなければ、ダメかも知れない。その為にはマトモな政治家を選ぶしかないのだが、結局国民一人ひとりがその責任を負うことになるのである為、その結果が跳ね返ってくるだけと言う見方でもある。

 


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