先日の新聞の記事『晩酌 主役は第3のビール 08年シェア発砲酒抜く』が掲載されていた。
<ビール系飲料の国内市場シェア>
種類 | シェア | 備考 | |
1 | ビール | 53% | 94年の半分以下に落ち込んでいる。市場が縮小すると同時に発泡酒と第3のビールに市場を奪われている事になる。 |
2 | 第3のビール | 23.7% | 発売6年で発泡酒を抜いた。おそらくビールと発砲酒両方の市場をこの第3のビールが奪っているのが推定される。 |
3 | 発砲酒 | 23.3% | 糖質オフ等の根強い人気商品もあるが、6年連続で前年を割っている。 |
※上記ビールのシェアは53%は記事には掲載されていなかった為、上記3種で100%と見て、第3のビールと発砲酒のシェアを引いて算出。
私も帰宅時に駅構内で350ミリリットルのビールを購入する事があるが、以前はアサヒスーパードライだったが、今では第3のビール(「のどごし生」か「ストロングセブン」)を140円で購入している。昨年4月にビールメーカー各社が一斉に値上げをする前では、酒のディスカウントショップでは100円を切っている時があった。おそらく、発砲酒で残るのは上記新聞にも掲載されていた糖質オフ系の商品だろうが、これも第3のビールで、どこかのビールメーカーが出してきたら、どうしようも無いだろう。
結局、ビールと発泡酒は、更に減少して行く事になるのだろう。それだけ、第3のビールの味がビールと変わらなくなって来たと言う事でもあり、そうなると食費等を切り詰める事からすると当然安い方に流れるのは自然な成り行きでもある。更に今年は景気が悪くなりそうな気配の中で行けば、この傾向は更に加速するし、ビールの販売減少はビールメーカーの利益減少をまねくだろう。
最近の若者を見ていると、私らの時代と異なり、余り酒を飲むのを好まないし、飲んでもチューハイ等を飲むものが多いように感じる。昔みたいに飲みながら愚痴る傾向は無いのかも知れない。
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