社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

神永 学(かみなが まなぶ)『スナイパーズ・アイ』

2009-10-25 20:45:28 | 会社の仕事

神永 学(かみなが まなぶ)『タイム・ラッシュ』神永 学(かみなが まなぶ)『タイム・ラッシュ』その2(結末)の続編の紹介となる。大分読書の紹介が遅れているが、安東能明『ポセイドンの涙』その2の今年8月以来の紹介となる。実際は、この間数十冊のハードカバーの書籍を読んではいたのだが、以前も掲載したように、IT関係と読書関係のテーマ掲載は中々時間がかかる為、掲載がどうしても遅くなる。この辺は人によると思うが、日記や雑記等とは異なり、IT分野であれば検証するのに時間がかかるし、読書関連であれば、まとめるのに気を使うからである。

実際にはこの作品より、先に読んでいる作品があるが、単純な理由により、この作品を先に紹介する。つまり、図書館でここ読んだ書籍の借り換えを繰り返しているが、予約が入っているとそれができない為、先に紹介をする事にしただけの事である(つまり今日明日中に、本ブログに掲載しないと、借り続ける事が出来なくて返却しなければならない事になる)。
結局、約3ヶ月殆ど同じ書籍を図書館から借りて、既に読んではいるが、ブログにアップしていない為に、約3ヶ月程借り続ける事になっていたが、この辺はなかなか公的なサービスとしては助かっている。おそらく連続で紹介したいと思うが、それができるか自信は無い。単に毎日の時間が無いと言うか?自分として、いい加減な読書の掲載をしたくないかだ。しかし一方で考えれば、日本だけの作家でも驚くべき程の多くの方がおり、しかも素晴らしい作品が多い。殆ど無限に近い。この現実を踏まえると、以前にも紹介したが、ほぼ無限の読書人生を図書館で送る事が出来るのではないかと思う。
さて、本論に戻すと、この作品は前回神永 学(かみなが まなぶ)『タイム・ラッシュ』、の続編となっている。従って登場人物(主人公)は殆ど同じであるが、新展開つまり、その後の新たな犯人が出現するパターンである。いずれにしても前作同様スピード感とドキドキする高揚感がある素晴らしい作品だと思う。もっとも作者は別の作品で忙しいと思うが、私自身はこのシリーズを続けて欲しいと思っている。
スナイパーズアイ.jpg書 籍:『スナイパーズ・アイ 天命探偵 真田省吾2
著 者:神永 学(かみなが まなぶ)
発行年:2009年4月20日初版発行
発行所:株式会社 新潮社
価 格:1,200円(税別) 縦1段組み389ページ

<ハードカバー帯の紹介> イケメン探偵・超能力美少女・勝気な女探偵の最強トリオ。人気絶頂シリーズ第二弾!

死の悪夢が連続狙撃事件に繋がっていく。
やつを救えるのは俺だけだ!

「もう。だから、私は反対だったのよ」公香が口を尖らせた。 「どういう意味だよ」 「どうもこうもないわ。志乃チャンが人が死ぬ夢を見る度に、それを助け回るつもり?命がいくらあっても足りないわ」 「あいつだって、好きで夢をみているわけじゃない」 「分かっているわよ。でもね・・・」 公香が途中で言葉を止め、バツが悪そうに視線を逸らして腕組みをした。

見ると、志乃がコーヒーカップを持って戻ってきていた。 「ごめんなさい。あたしのせいで・・・・・・」 志乃が掠れた声で言いながらコーヒーカップを公香の前に置いた。 「志乃が悪いわけじゃねぇよ」 真田は、志乃の肩に手を載せた。 ---- 本文より

死神も呆れる規格外の男が突っ走る

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<著者紹介> 神永 学(かみなが まなぶ) 神永 学(かみなが まなぶ)『タイム・ラッシュ』を参照の事。今回は省略するほど既に著名な方と思われる。『心霊探偵 八雲』が余りにも著名

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《主要登場人物》

真田省吾---無鉄砲で快活な青年探偵。22歳

中西志乃---殺人を夢で予見し、探偵助手を務める車椅子の令嬢。19歳

山縣-------探偵事務所<ファミリー調査サービス>の所長で元警視庁防犯部の刑事

池田公香---頭も口も達者な20代後半の女探偵

柴崎功治---新宿署・組織犯罪対策課の刑事で、山縣の元部下

櫻井亜沙美-警視庁刑事部捜査一課のキャリア

鳥居奈々---立て篭もり事件で母を亡くした少女 ※上記二人が、前回より新規登場

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病院がテロリストに占拠され、男の所属する警視庁警備部警備第一課特殊急襲部隊、通称SATが出撃した。SATは、犯人を狙撃する体制を取るが、犯人は、投降する姿勢と爆弾は偽者と話し、機動隊が侵入する事になるが、犯人が爆弾の起爆スイッチを押す事で病院は轟音に包まれた。

中西志乃は、夢の中で、狙撃犯が、人を殺す夢を見る。結果、省吾が警察につかまって、山縣により釈放されるが、その山縣が追っていた事件に関する犯人が、警察署の目の前の移送の途中で、射殺される事になる。

狙撃とはどういう意味を持つのか?復讐とは?自爆という状況になったときにどういうことになるのか、一回読んでみたい作品です。

あえて、今回は詳細は掲載しません。


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