社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

再びセカンドライフを考える

2011-07-04 17:10:32 | セカンドライフ

セカンドライフと言うとどうも畏まってしまうかも知れない。これは別に60以降を指すわけではない。20歳からでも良いと思う。別の表現で言えば定年退職後の生活と言うとこれも、余りにも虚しくなりそうだ。それではお前は何が言いたいのか?なんでセカンドライフ等を考えるのか?

一つは、子育てが終了し、家族の為に働いてきたと思っている自分を振り返り、好きな事を考えてみたらどうなるか?と言う問になる。つまり自分は何がしたいのか?と言う問だろう。

また、いずれはサラリーマンとして、必ず訪れる退職。それ以降は何をするのか?この二つは意味付けが異なるだろう。最初の問の答えには、今の仕事や今の仕事ではないが、関係する仕事になる方が多いだろう。それほど仕事に関しては余りにも、多くの人生をかけてきた為、他をする事が考えられないのかも知れない。つまり仕事が好きか、或いは好きではないが、他にやりたい好きな事と言うのがないと言うのが多くの人の答えかも知れない。

つまり大半の方が会社で働ける間は、会社で仕事をすると言うのがその答えとなろう。別にこれを否定するつもりはない。つまり仕事より好きなあるいは好きでなくてもやりたい事がないと言う答えだ。当社(グループ)を見ていると、これを強く感じる。ある意味仕事が趣味的なのかも知れない。逆を言えば仕事を楽しんでいるのかも知れない。海外出張。そうこれはそのものスバリ海外旅行???など。

これはたしかにすごい事。素晴らしい事だ。それならたしかに65歳までみなさんが頑張れるはずだ。他にすることがなく、仕事もいやでもないない為。

しかし一方で、60歳の定年でそのまま退職された方も少ないがいるのも確かだ。しかも周りの強力な引き止めにも関わらず。私が知る限り、このやめられた方々の人望は厚いかった。そして、定年までの仕事に関しては確実に周りの信頼を得ていた。しかし周りや上司の引き止めにも関わらず、辞められた。

仕事がいやだったのだろうか?それとも上司がいやだったのだろうか?それとも部門や会社がいやだったのだろうか?どちらにしても、頑張って定年まで仕事をしたということになるのだろう。そして今までの仕事を全て捨てて新しい人生へ。そうまさしくセカンドライフだ。おそらく、会社への義理、そしてお金の問題等のけじめを意味するのが60歳定年であって、このけじめをつける必要がなければ、60である必要もない。そしてこれらの方々は総じて、退職後の計画をされていた。そう新しい人生計画を。

一方65歳では、大半の方が退職となる。今度は会社に残れないのだ。いやでも仕事から、そして会社から去るしかない。この時にどうするか?好きな仕事がない。する物がない。一週間の内に毎日何をするのか?

先日、飲み会で会社をやめたらどうしますと60を超えた先輩に話したら「畑を借りて野菜を作りたい」と回答された。「なるほどこれなら、週の内2日~3日は、潰せますね。でも残りまだ足りませんね?」と答えると「うーん」と唸っていらした。やはりみなさん、仕事大好きな方が多い。そう我慢して仕事をされてはいないことは確かだ。逆を言うと仕事以外にする事がない。と言うなんとなくおろそしい現実があるようだ。

さてそれなら、お前は何をしたいのか?逆に言うと今の仕事に不満があるのか?今の仕事が嫌いなのか?上司は、会社は?

そう上司にも、社長にも、親会社にも、問題がありすぎて・・・。一番の問題は事務所内での仕事の為、運動不足。これが健康上よくないと思う事だろう。そして出張などもない。やはり室内仕事だけでは、ストレスが溜まると言うことだろう。

そうではなくて、仕事以外にしたいことがあるのか?庭の整理をしたい。家の整理をしたい。本を片付けたい。本も読みたい。楽器も弾きたい。にほんご教室へも行きたい。その為のにほんごの勉強もしなくては。旅行も行きたい。天体観測もしたい。農園も借りたい。野菜もつくってみたい。以前描いていた油絵も描きたい。パステル画も描きたい。書道もしたい・・・。数独を自動解読するプログラムを書きたい。数独の問題発生プログラムを書きたい。将棋もやりたい。あと2か国語ぐらい外国語をマスターしたい。先立つモノは金。投資ももうすこし広げたい。しかしお金を稼ぐ為に、ITでアルバイト(プログラム作成やWeb作成)。

とやりたい事が山ほどあるが・・・。と言う事になると、私の場合はやはり、仕事は仕事の様だ。あくまで仕事であり、好きな事とは別である事がはっきりしている。従って、セカンドライフと言う事に意味がある。

先日、車を半年点検に持っていった。車の販売店には必ず整備員の方がいるが、どのメーカーの販売店でもこの整備員の方は明るい。丁寧で親切だ。毎回思うが、本当に車が好きな方がこの整備員になられているのだろう。これこそが、好きなことを仕事にすると言う意味では究極だろう。セカンドライフは必要ないのかも知れない。


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