社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

偶然古巣の同僚と新大阪の路上で会う(医者を志す若者への国家的支援が必要)

2010-01-20 08:03:25 | 日記

昨日、会社を出て、新大阪の駅に向かっていた所、呼び止められた。一瞬唖然としたが、何とも懐かしい人物とまったくの偶然であった。私が当社(親会社)に転職で入社してきた東京の部署の後輩でもあるが、一緒に仕事した同僚でもあった。そのかれはまだ同じ部署で、かんばって仕事を続けており、私みたいになぜか、当社の中を渡り歩く事無く一つの部署のまま来ている。私の当ブログも見てくれているらしい(?)人物だが、流石に久しぶりの偶然の出会いで、東京からの出張で、京都から大阪に回ってきたとの事。

彼はアルコールに弱い為(チョコレートボンボンで酔ってしまう程)、通常なら一杯と行く所と一昨日も飲んだ為、あえてお互い気を使って路上での話となった。多分30分以上話した気はするが、彼の近況も聞けて本当に懐かしかったと同時に、凄い偶然もある物だと思った。

さて、彼曰く、これからまだ10年はシンドイケドがんばらないとならないとの事。『何で?』と聞くと、子供が『一浪一年目』との事???

要は、医者になる為に、医学部を受験しようとしているらしい。それで大体理解した。私の兄の所もそうだが、子供が医者部や薬学部に進む或いは目指すと、受験に受かったとしても普通の大学より長い為、どうしても、親の負担が増える。

最近の記事で医者の不足や専門医不足による病院閉鎖そして緊急医療の対応が社会問題化し、10年ぶりに診療報酬が引き上げられた。その負担はまた国民の負担に跳ね返ってくるが・・・。

一方医者を育てる為に、と言うか医者を志す若者の親の負担は計り知れない。一般のサラリーマンの家庭から、医者に成ろうとすると、親はその学費の負担が膨大な物となる。

久しぶりに会った昔の同僚に懐かしく思うと同時に、また政治の矛盾を感じてしまった。日本の新幹線の技術を輸出する事についてでも掲載したが、日本は優秀な人材が多くいるにもかかわらず、それを生かせない。海外へ頭脳が流出してしまう。素人政治家の事業仕分けなど論外であり、なぜ根本的なところで手を打たないのか?別に日本の新幹線の技術を輸出する事についてで掲載した様に、原子力発電や新幹線(高速鉄道)だけの技術だけではない。医療技術への発展も強化しなければならない。国として、日本は改めて技術立国を図るべきであり、公務員の給料(本給ではなく、手厚い手当て)を削ってでも、支援しなければ、緊急医療など、近いうちに成り立たなくなると考える。


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