今回は書籍の紹介と言うより、不動産投資の紹介だ。昔サラリーマンの副業と言えば、株(株式投資)やアパート経営がまずあげられたと思う。その理由として、余り手が掛からないと言う事になるのだろう。そう本業が別にあっても、本業に影響を及ぼさない程度に・・・。
書籍名:不動産投資のはじめ方がよ~くわかる本 |
しかし株にしても、このアパート経営つまり不動産投資にしても、実際はそれ程甘くはない。本業と同じぐらい頭と時間を使わないと利益を出すのは難しい。いや本業より実際は難しいかも知れない。
そう言う意味で、今回紹介する書籍は、具体的に不動産投資について、書かれており、その内容には全くその通りだと思う。サラリーマンの不動産投資のメリットについて最初に紹介されているが、実際には利益を上げる為には相当な努力(勉強)が必要な事やリスクも指摘されている。
不動産投資の5つのメリット
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確かにこの通りだ。株やFXなどより、変動は少なく、リバレッジ効果もすごく期待できる。
しかしその反面
不動産当投資の7つのデメリット(リスク)
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がある。そしてこれは、どんな物件を買うか?つまり最初に大半が決まってしまうと言う事に尽きる。どんな物件が利益を生むか?それがノウハウだ。そして初期投資するにしても0からは流石にスタートが厳しい。その元でを貯める為に株で設けて、不動産投資へ行かれた方もいる。
しかし、要は、世の中甘くはない。この書籍を読んで更に感じた。これはサラリーマンの副業でする仕事(投資)ではない。立派な本業だ。アパート経営と言う仕事と考えた方が良い。もちろんサラリーマンだが、土地を所有しており、その土地の有効活用としてアパート経営(投資)ならありうるが・・・。
マンション等の不動産が、持つだけで、値上がりして、キャピタルゲインも生んだ時代と異なり、今では簡単に副業で儲けると言う時代ではない。アパート経営と言う仕事(本業)でなければ、利益は生むのは難しい(と思う)。
ちなみに私の奥様の事務所は、これが本業だ。つまり不動産賃貸業だ。従って、この書籍で書かれている内容に関しては十分理解できる。空き室リスクや家賃滞納リスク、修繕リスク等。更に水漏れ等の対応で休みでも対応しなければならない。そして夜逃げや家賃の値引き要求等も・・・。それ以外にも多くのリスクが実際はある。
そして、奥様の事務所では、これらのリスクに対応する為に、お金をプールしているが、そのプールしたお金の運用で、生命保険や投資信託そして株式への投資をしている。これがまたなかなか利益を生まないのだが・・・。
不動産投資で儲けたお金(事業としての収入)をまた不動産に投資するなら、それは本業だろう。しかしそれを定期等の代わりに投資信託や株に投資するなら・・・。企業が営業外損益で計上する損益と同じ事だ。やはり不動産は投資ではあっても、それは本業だ。投資と言えば、ベンチャー・キャピタル。これは投資ではあるが、それを専門とする立派な仕事。つまり本業だ。投資と言ってもそれはやはり簡単ではない。
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