『For You』に続いて、五十嵐氏の作品を読んだ。『1981年のスワンソング』と言う作品だが、初版が2015年3月10日なので割と新しい。この作品も面白いが、最期の落とし所はどうなるだろう?と思いながら読んだら、最期は落ちがなかった。あるようで、無理やりのこじつけなので、しらけた。
この作品はタイムスリップ物だが、主人公が過去を変えた事で、未来がどうなる?的な発想で読むとその結果については何も書かれていないので、あまり意味がない。そして主人公はこの後どうなるのか?まさかこの時代でそのまま孫正義と一緒に未来を変えて行くのか?等とも考えてはいけない。その未来についても書かれていないから。
とまあ-途中までは、ドキドキしながら読んだが、落とし所が甘い作品だった。
書籍名:1981年のスワンソング |
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