銀行からの取引レポートの送付（同封のニースレター）

毎年、この時期になると当家のメインバンクの一つ（メインバンクが複数あるのもおかしいが・・・）からこの銀行の取引レポートが送付されてくる。今年も昨年の分が送付されて来た。このレポートがいつから送付されてくるようになったかは既に忘れたが、記憶によるとインターネットで外貨預金ができる事を知り早速申し込んだ年からだったような気がする（株・投資信託全滅全滅の中で貯蓄をどうするか？（オーストラリアドルの定期預金に投資）参照）。

途中オーストラリア外貨預金で既に１０万円の損失等もあったが、結果的にこのオーストラリアドルの外貨預金は、成功した。当初購入時は1オーストラリアドル＝65.78円で且つ利息も付いている（昨年は年利２．２％）。今だと1オーストラリアドル≒83円だからまるまる儲けとなる。一方外貨預金その後（利益確定売りと今時の定期）でじぶん銀行は利益確定の為一旦、確定売りをした。

今回のこの銀行はほぼ最大の円高で購入した事から、当分このまま預けて金利で稼ごうとしている。日本での金利は、１％もないが、この豪ドル金利は２．２％もある。

さて、今回のこの取引レポートに同封されていた、ニュースレターを見て、私にもついに来るようになったかとある意味感慨を深めたが、この内容がこれまた凄い。

1. 退職を迎えたお客様、もうすぐ退職を迎えるお客様
   退職金限定特別金利定期預金
   初回限定3ヶ月もの年１．４％（税引き後年１．１２％）
   上乗せ後の金利３ヶ月もの年１．６％（税引き後年１．２８％）
   
2. 50歳以上でお預かり残高500万円以上のお客さま
   メンバー制サービス「SMBCクラブ５０ｓ」
   金利優遇や情報誌のお届け等、メンバー特典がございます。

いかにもこの特別な案内をよこしたように思うが、当然私の個人情報もあるし、この銀行の取引データもあるだろうから、特に不思議でも何でもない。

今から、まとまって手に入る退職金の刈り取りを始めたと言う事だろう。しかしそれにしては、この銀行もあまり個人資金に関しては、そのターゲットとしてあまりやる気がなかったと言う事だろう。一方退職金となると話は変わり、個人の資産としても大きいと言う事なのだろう。

もっとも私の場合は、既に転職を2回しており、当社の親会社に中途入社した時は３２歳を、超えていた為、定年まで働いたとしてもその退職金はかなり低い。大卒からそのまま1社で、定年まで迎えられる会社員の方からすると、約10年近く勤続年数が短い事から、退職金が低いのは仕方がない。

逆を言うと、定年退職まで縛られる最大の理由が、この退職金にある場合、私はその条件に当てはまらないと言う事になる。しかし一般的にはこの退職金をフルにもらえる事を目指すのだろうが・・・。

当社（の親会社）には、実は早期退職制度がない。これが良いのかどうかはわからないが、その後の定年退職後も、働きたい限りはその場が提供されている大変幸せな会社だと思う。

元に戻るが、今回送付されてきた「退職金限定定期」の案内は年１．４％～１．６％の金利の３ヶ月期間のみとなっているが、その後の運用はどうしろと言うのだろうか？？？３ヶ月後を過ぎたら・・・。500万円の金を3ヶ月間で動かすのだろうか？しかも店頭まで行って・・・。他の銀行も大体似たような広告をしている事から狙いは、同じだろうが、何が狙いなのだろうか？？？新たな個人資産の取り込みがこれで成功するとは、私的には思わないが・・・。