社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

銀行系投資信託の商品を50万円の投資で18万円損した。痛い勉強代だった。

2011-02-09 07:56:44 | 日記

2007年の2月に私のメインバンク近畿大阪銀行で、投資信託を3本購入した。それぞれ50万円ずつだ。投資信託を始めたのはこれが最初ではないが、3本も同時に購入したのは初めてだ。他の投資信託が日本中心の為、海外も含む投資信託を試したかったからだ。背景には金利が限りなく0になりつつある中で、定期だけでは将来の資金運用が心配だったからだ。もちろん2006年には401Kが当社でも導入され確定拠出年金がこの投資信託を含めて始まっていた背景も大きい。そして、日本の投資信託でもかなりの利益を出していたので、多分にこの高利益率を期待した事もある。

私自身が、まだそれほど投資信託や外貨等の投資になれていない中で、始めた投資とも言える。投資信託等の商品が、郵便局や銀行でも扱えるようになってきた背景も大きい。

結果からすれば、確定拠出年金の投資信託も、この近畿大阪銀行で始めた投資信託も、今となっては大損となった。結果は全てリーマンショックの為、これはある意味仕方がない気がする。しかし何か騙された気もする。結果的に定期だけでやっておけば、決して損をする事もなかったのだが。しかしそれでは夢もなかったのも事実だ。先日この50万円で購入した投資信託の内、短期的にも中期的にも可能性がない物を処分した。投資信託の商品は「りそな・大阪応援・資産分散ファンド 愛称:上方ブンさん 分配金再投資コース」だった。手数料込みで503,247円で購入して、結果評価額が321,780円となっていた。つまり181,467円の大損となった。約50万円の投資でこの損金は余りにも大きいが、これも痛い勉強代となる。しかし待っていても、何も価値をうまないし、減るばかりだ。

CCF20110208_00001 月2万円ずつ積み立てる海外のファンドを選んだ。結局66万円投資して、積み立ては3年で中止した。
元金の87%まで戻してきているので、もう少し様子を見る事にした。
CCF20110208_00000  このファンドは実は開始早々はかなりの利益を生んでいた。しかしリーマンショック後急落した。その後また基準価格が戻ってきているが、まだ7割弱だ。まだ危ない。特に新興国はこれから???となるので次はこれを切るしかない。
CCF20110208_00002 問題のこの商品だ。これは実は同じ分散シリーズで奥様が投資していた事と、当社も大阪の企業だった為、愛着心もあって購入したが、これが最悪となった。

元々債権、株式、世界リートの各分野への分散投資が特徴で、且つ株式が大阪応援マザーファンドつまり武田薬品、松下電工、松下電器産業、
シャープ、積水ハウス等の著名企業に投資する物だった。
CCF20110208_00003 この上方ブンさんの特徴が
ポイント1
大阪府企業の株式、海外債権、リートの3資産への分散投資
ポイント2
毎月1回13日に分配配当
実はこの配当も累積投資する事にした為、キズを広げた。毎月の配当を受け取る形にしておけば、もっと少なくすんだかも知れない。
ポイント3
信託報酬の一部を地方公共団体等に寄付、地域の発展に貢献します。
マアーこれは、・・・
CCF20110208_00004 更に上方ブンさんでは資産と地域を分散する効果として
投資成果の安定性が期待されます
これが全く効果がなかった。
景気に左右されにくい
これもリーマンショックでウソとなった
リバランスの効果が期待されます

要は損切りだ。資産価値が目減りしたが、その試算を他に回す事を決断したと言う事だ。他の二つはまだ可能性が残っている為、もうしばらく様子を見る事にした。

余りにも大きな損害ではあるが、これは私には勉強になった。世界の経済動向、為替、失業率、金利等多くの情報と、そして基準価格等から結局は自分で判断しなければならないが、それを判断するにしても、郵便局や銀行では殆ど意味をなさないと言う結論に至った。この大変多くの投資信託と言う商品がある中で、どれが可能性が良いのかは当たるか当たらないかは別に、それを紹介や危険を感じてアドバイスしてくれる営業マンは必要だと言う事だ。

これは近畿大阪銀行でも、確定拠出年金の投資信託の商品でも、説明員はいたが、基本的にはどの商品も薦めないからだ。従って自分で勉強するしかないが、やはり素人に過ぎない。最後は、適当に自分で選択せざるを得ない。

奥様の会社の資産運営で付き合いがある証券会社が三菱UFJモルガン・スタンレー証券だが、ここの営業マンが頻繁に投資信託の商品の紹介や情報を持ってくるらしい。2年前にこの営業マンを信頼して、投資信託を2本購入した。その直後必ず上がるからと、追加で購入した方が良いとのアドバイスで、更に再投資した。昨年も更に追加で1本購入した。もちろん多くの商品の中から選んで、その背景も含めて説明してくれるが、その理由とある意味信念があるようで、奥様は割とこの営業マンを気にいっているらしい。かなり若い営業の方らしいが、聞いている限り信用できそうだ。理由は、今持っている投資信託のリスクつまり危ないので売った方がよい等の情報もくれるからだ。事実基準価格の推移等を見れは正しい事は理解できる。最後判断するのは自分だが。

結果一番重要なのは、その彼が紹介した投資信託の商品が全て高配当を生んでいるからだ。少なくとも近畿大阪銀行で最初に購入した投資信託の3本の損失はあっというまに一本の商品のみで取り返して貰えた。最も掛けた額が違うが・・・。投資信託と言う商品は、証券会社から見れば、お客様が購入した場合の手数料が収入となる。つまり如何に多くの商品を売り買いして貰うかがカギとなる。買ったままで、そのまま長い間(最も期限が決まっている商品も多いが)、売り買いがなければ、収益はない。購入した商品を1年や2年で、少なくとも利益を出したままで売却して貰って、その資金で新たな次の商品を買ってもらう事。これがベストだ。その為には、営業の方との信頼関係は重要だろうと思う。例え間違っていても、進めてくれ、そしてそれが間違った場合でもマアーこの営業マンなら許せるかと思えるぐらいの関係は必要だろう。

結果この営業マンは若いがかなりの成績を上げているらしい。それも大切な事だ。


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