ネオ一眼とデジタル一眼レフの比較撮影結果の続きです。前回は悪条件の中での比較となりましたが、今回は割りとマトモな評価をしたいと思ったが、これまた特殊だったのか、またまた条件の厳しい中での比較となった。
つまり、今回は家の庭の虫(蜘蛛)、花と球根のマクロ撮影で比較して見た。 一眼レフはSONYのα200+標準レンズとPanasonic DMC-FZ50の撮影である。
SONY α200 |
Panasoinc DMC-FZ50 |
備考 | |
1 | 南天の実である。 色の再現性に付いて、 かなり意見の分かれる 所かなと思う。現実的 な色と言う意味では左 側SONYの一眼レフが 綺麗に再現しているが 私的好みとしては右の FZ-50の方が好きであ る。 | ||
2 | 弱冠逆光気味であった が、FZ50のうたい文句 は生かされず、やはり 一眼レフに勝負ありと 言わざるを得ない。 また、思った以上にFZ 50はマクロ撮影には余 り適さない事が分かっ た。 | ||
3 | 同じように撮れているが 実際は、FZ50ではかなり AFに苦労している。 | ||
4 | 上記1と同じで色の再現 性で好みが分かれる所 である。 | ||
5 | 寒い中球根の芽が出てきた! から比べて2ヶ月以上も早く 球根の芽が出てきた。昨年は 結果殆どFUJIのFinePix F30で 撮影したが、今回はどちらもい い勝負かなと思う。 | ||
6 |
上記〃。 |
今回の比較撮影で、今の所はっきりしたのは、前回の条件(コンサートホールでの撮影):オ一眼とデジタル一眼レフの比較撮影結果)では、Panasonic DMC-FZ50に分があったが、今回のマクロ撮影や背景のぼかしでは圧倒的に一眼レフつまりSONYのα200の方が優れていると感じた。
実は久しぶりに友人と飲むで、写真屋としては私より遥かにプロの友人とのデジカメ論議で、AFがうまく合わないとの私の話に対して、彼曰く、そんなことはないとの話で、半押しやコンティニアスAFを使っていないかと聞いてきたが、どちらも当たり前の話である。
今のデジカメもそうであるが、100%や絶対等はありえない。つまりAFが絶対まちがいない、フォーカシングできる等は、ないと私は考える。所詮人間が作った物に対して完璧な製品が存在するはずはない。
彼の言いたかったのは、多少テクニックがあれば、AFの欠点や露出等その他の欠点が補え、かなり満足のいく写真が取れると言う事であろう。
但し、私は何回も言ってはいるが、写真が趣味ではなく、デジカメが趣味で、その性能を試すのがこれまた趣味で有る。
また、最初からデジカメを信用していない為、その場の撮影での失敗を防ぐ為に1場面につき、最低3つは撮影する事にしている。これがデジカメの利点と考えている。その中で一番良いと思うものを選べばよいのだから・・・。従ってAFやレイアウトが合う合わないは最終的には如何にでもなる為、多くの写真を撮ることにしている。
要は、何を取るかにも寄るが、そのテクニックを補うべく最近のデジカメは進化して来ている。従ってなおさらその性能をフルオートで試したくなるのであるが・・・。
今回は、あくまでSONYのα200もPanasonicのFZ50もフルオートで撮影している為、露出やAF等のマニュアル設定での撮影では、比較していない。
但しPanasonicのFZ50は、マクロ撮影はデジタル一眼にはやはり遠く及ばない事が少なくとも分かった。実はマニュアルフォーカスまで試したが、マニュアル通り、マクロモードにしてもワイド側で50センチの距離は必要であり、かなりマニアックな操作が要求されることが分かった。
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