朝日新聞の1月28日(木)の記事に「慶弔用の名前スタンプ」をシャチハタが税込み1,575円で販売として情報フラッシュに掲載されていた。
シャチハタ(名古屋市)は、のし紙や金封の表書きに使う「慶弔おなまえスタンプ」を2月1日から発売するとの事。
これの意味する所は、かなり大きい。なぜかと言うとかなりのニーズを捉えた製品と考えられる。今まで無かったのが不思議と思うぐらいニーズが有ると思う。
昨年も同様にこれらの商品が必要なイベントがあった。要は一年間の販売店への感謝を示す為のイベントに、正式な形で招待する為に、当然ながら慶弔袋の表や裏に、その名前を記載しなければならないが、毎年本社で宛名書きを書道の達人(と思う、これは1つの大きな特技だと私は思うが、その重要性には、なかなか気づいていない。文字を筆で綺麗に書ける才能は、今ではなかなか貴重だが、それを理解されていない事が最大の問題かも知れない)に書いてもらった。
これは、別に会社だけの話ではなく、個人的な問題でもある。正式な書面と言う中で考えると、私の病気ではこの壁を乗り越えるのがおそらく最大の壁となろうが、一方で私のようなSADではないが、文字を書くこと自身が下手な方は、現実ではかなり多い。これは平社員の話ではなく、企業トップの中にも多い為、自筆より秘書やこの様な製品がカバーしているのが実態ではないのかと思う。1つの例が年賀状だろうし、何でもかんでもパソコンで印刷してしまう時代であり、手書きが少なくなってきているのも確かだ。
さて、私自身が、この慶弔への記載と言う最大の壁を、平気で出来るようでなければ、SADと言う病気の克服へとは繋がらないと考えている。便利なもので逃げても、根本的な解決にはならないが、それが大丈夫かと言われれば、私自身がまだ未熟と言うか、まだSADを克服していない現実に向き合う事になるが、かなり病気は改善されてきていると思っている。
自宅休養前は、実はこのような製品でも使用するのが無理だったからだ。文字を書く以前に、印鑑をまともに押す事もできなくなっていた状況の為、この酔うな製品があっても無理だったと思う。今では毎日シャチハタの私の印鑑を署名として押している。
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