社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

ガソリンの買占めはやめよう!

2011-03-17 07:59:59 | 日記

大地震後の会社出社2日目、いまだ東日本の状況はつかめていない。こう言う状況で、北海道や北関東へ製品を出荷しなければならないが、お客様の状況が分からない。そして物流が機能しているのかもわからない。TVやネットの状況をみる限り、まだ大変な状況の様だ。

しかし、当の営業が何とものんきだ。と言うかこういう場合の状況が読めていない。「北海道へ出荷してくれ」と気楽に依頼して来た。「アホー」と言いたいが、諦めた。トラックに積んで、出発しても何時届くか分からないし、お客様も受け取れる状況かもわからない。しかし再度聞くと平気で、「お客さまの方は大丈夫だし、スケジュール通り進めてくれ」とお客様が言っていたとの事。「アホー。この様な状況でなにが大丈夫だ。スケジュール通り行く訳がないだろ!対岸が大変な状況なのにお客さまがそんな事を言うか!このドアホー」と思ったが言えない。

そして、ついに昼間、トラックはあるが、ガスがどうもない様な状況となった。「エーやっぱり。そうだろうな。そうだ」と思う。一般の購入も規制がかかっているのに・・・。

さて、こう言う話をしていると、大先輩が、「ガソリンが無くならない内に、満タンにしておかないと」と話し始めた。その前は、「乾電池がなくなるから買っておかないと」と言ってた。ウーンこれも「ドアホー」と叫びたかったが、やめた。代わりに、「先輩、そんな事をしてはダメですよ!乾電池も、ガソリンも被災地の為に使ってもらわなければ」と。「しかも東京ならまだわかる気もするが、大阪でしょ!しかも阪神・淡路大震災で皆にお世話になったでしょ!」と。

「ガソリンが無くなったら、当分車を使わなければ良いでしょ」と。

さて、実際は同じ様な方が、なんとも恥知らずにも多い。恐怖体験がそれを加速するのかも知れない。これはある意味、国民の性だけではないだろう。人間の心理がそうさせる為、それをある意味防ぐ必要があると思う。

そうやはりマスコミが問題だとしか思えない。ガソリンが現状不足しているのは確かだろう。それを争って購入しているのも確かだろう。それをマスコミが報道するのは良いが、それだけであれば、国民の防衛本能を加速するだけだ。昨日の報道に『枝野官房長官、燃料「買い占めしないよう協力を」』とあったが、この様な報道をもっと正確な情報と合せて国民に提供すべきだろうし、且つ国はGSへの規制を強要しても良いのではないかと思う。

東北・関東大震災へ個人としての支援は何が一番だろうでも掲載したが、そう基本的には何もしない事が重要だ。ガソリンを買い占める等論外だ。乾電池を買い占める等もっての他だ。お米がないとかで、お米を買い占めるのはアホーだ。そう言う事をすぐ考える国民も問題なのだが、そうではないよと安心してもらう必要があるだろう。日本のメーカーやサービス会社等多くの会社の力を知らないのだろうか?石油は政府の備蓄もあるし、民間の備蓄もあるし、生産能力もある。今起きている事は瞬間的な事だ。乾電池???そんな物はPanasonicやSONYやSANYOなどフル生産したら、簡単だ。お米、そんな物余って余って仕方がなかった古古米を放出すれば終わりだ。

何を心配する必要があるのだろう。今は何もしないで、多くの方が生き残っていて欲しいと願い、支援物資ができるだけ早く確実に届いて欲しいと願う事ではないか?そして福島原発が何事もない事を祈る事ではないだろうか?


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