今度の衆議院選挙については、TVや新聞等のマスコミの報道も加熱し、且つ国民の関心も高く、おそらく最高の投票率を示すのではないかと思う。昨年の9月以降のリーマンショックが日本経済に更なる不況を与え、過去最高益を出していた日本のトップ企業でさえも、世界同時不況の直撃を受け、満足に成長する分野がない。というか別に昨年以降であろうとも、その前から給与格差の広がり、少子高齢化、緊急医療体制等国内の問題だけでも自民主導というか官僚主導と言うか、結局変わる事は無かった。既に最悪の社会となっているが、これより悪くなる事が有るのだろうか?戦争や国が崩壊すれば、そうなるだろうが、政党が変わっても変わる事は日本では難しいと思うが・・・。過去、既に細川政権、村山政権と自民以外で政権を握った事もあるが、変化は余り無かった気がするが、再度変化のチャンスを米国並にしても良いのではないかと思う。
従って、今回の選挙の結果に国民が何を期待するかでもあるが、既に答えは出ているのかも知れない。今まで変わらなかったのであれば変えなければならないと言う事の一言に尽きるのだろう。1990年以前のバブル崩壊以前の日本は国民が皆中産階級という中であり、金持ちがいても、別に問題なかった。その後の激変は給与格差の拡大につながるが、大きくは派遣法に課題が有ったのだろうと思うし、バブル崩壊後の企業はそれをうまく利用したし、派遣さんも企業を利用したのだろう。
昔みたいに、終身雇用で企業の枠組みに捕らわれない派遣社員という仕事形態のニーズが企業と派遣社員の両方にあったから、その業界も伸びたし、企業も不況脱出の手段として使ったが、結果は、ここ数年の派遣社員の給与格差からくる年金問題や健康保険問題へとも直結する事になっている。
今回の選挙が、前回の衆議院選挙で当時の小泉首相の郵政民営化一本の戦略で、自民党が圧勝したが、今回はその是非と言うか、改革を問う選挙なのだろう。
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さて、私的に選挙の解説をしても仕方がないので、この辺の話はやめるが、今回の主なテーマは当家に送られてきた候補者のはがきの話である。
つまり、当市を含む選挙区から立候補された方、実際には後援会となると思うが、同じ方からのはがきが当家に3枚も来た。これが多いのか少ないのかは分からないが、少なくとも他の政党(当市を含む候補者は4人しかいない)からのはがきはきていない。私が知らないだけかもしれないが・・・。つまり電話攻勢は何本も有ったらしい。
今回の選挙は、自民党と民社党の一騎打ちとなると予想される為、どちらも必死であるが、同じ候補の推薦を3種の経路で行なった事になる。無駄とは思わないが、それだけの情熱があると言えば確かなのだろうし、またそれだけ必死と言う事にもなる。つまり推薦団体を見ると何となく分かる。
市議会議員や会社関係、奥様の関係等からのようであるが、これらのはがきで候補者を選んだ事は、過去ない。
私は、奥様と結婚して以来、選挙の投票に行かなかった事はない。既に投票する候補も珍しく今回は、投票日まで待つ事無く既に決めている。珍しい事でもあるが・・・。
何れにしても、結果により、世界がどういう見方をするか?と言う視点で考えてしまうのが、仕事人間のサガかもしれない。つまり、選挙の結果によって、円高が継続するか、円安になるか、日経企業の株価がどう動くかどうしても、そこへまずは目がいってしまう。
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