日本経済新聞社の記事「閣議決定無効の訴え退ける 集団的自衛権巡り東京地裁」を読んだ。
複数のメディアがこの記事を取り上げているが、不思議な気がした。記事の中身の集団的自衛権の話ではない。記事中の各メディアが掲載している原告の紹介である。「元三重県職員の珍道世直さん(75)」の「元三重県職員」と言う職業紹介だ。政治家などの紹介では、全○○や元○○と言った肩書きが掲載されるが、一般での記事では、殆ど元○○と言う表現がなかったと思う。
なぜこんな表現がされているのだろうか?「元三重県職員」と言うのに何か意味があるのだろうか?
なぜこんなどうでも良い事が気になったかと言うと、私が来年定年を迎えるからだ。そして再雇用しないし、されない、つまり無職の立場となるからだ。定年後で、職に就かなくて、年金暮らしの定年退職者は普通、「無職」となる。その大半の方は、元(前)会社員や元(前)会社役員、元(前)公務員となるが、そのような表現は使わないし、元○○株式会社社員なども使われない。
現在の状態で「無職」となる。この方は、なぜ敢えて「無職」ではなく「元三重県職員」とされているのだろうか?なぜメディアはそう言う表現を使っているのだろうか?おそらく、弁護士が訴えた時の声明文(?)などでこの表現を使ったからだと思うが、それにしても、この意味があまり分からない・・・
このようなしょうもない事に疑問を感じたのは私だけだろうか?
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