社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

5年ぶりとなる以前の仕事仲間との突然の出会い

2011-07-20 21:24:38 | 会社の仕事

今日会社に出ると、予期せぬ来訪があった。オランダ、シンガポール、オーストラリアの昔の仕事仲間だった。そう私が東京の単身赴任時代、一緒に戦った。懐かしいと同時に突然の出会いに、声もでず、更には言葉も出てこなかった。久しぶりだねと彼らは私に話しかけながら、握手を交わした。私の頭には英語が出てこなかった。本当に久しぶりとそしてまた会えてうれしい。そして最近の状況を聞きたかったが、頭に浮かんだ言葉は、中国語で「ハオジュオブジェンラ(ひさしぶり)」だった。

何とも言えない後悔。しかし今は会社も仕事も異なる為、それ以上彼らと事務所で話をする事もかなわず、それ以上話をする事もしなかった。もう少し話をしたい。でも今更私の立場で話するのも気が引ける。私は彼らと同じ仕事からは、身を引いた形となる。あれだけ、一緒に彼らとかんばって、急激に売り上げとシェアを伸ばす事ができたのに。その世界には既に私の身を置く場所はなかった。

私が彼らと同じ世界から去ったように、今回新たにまた私同様に一人身を引いた方の話を聞いた。アメリカの担当者が辞めたとの事。それを聞き、同じく同じ仲間のロンドンのマーケティング担当の女性が今年3月に同様にやめられた事を思い出した。

私が、以前の職を変わった以降、海外の仕事仲間も色々変化があり、なんとも言えない寂しさをおぼえた。

今回の3人はどうも一昨日に訪日しており、昨日から日本で会議が会ったらしい。そうそれを知っていれば、昨日飲み会にも参加させてもらえたかも知れない。

と思いながら、それなら今日夜、軽く彼らに付き合ってやれたらと思いながら、日本側の担当者が誰かわからず結局、これもする事はできなかった。帰宅時に以前の職場の後輩と会い、この話をすると、どうも最近は景気が良くないため、ほとんど彼らの面倒を見てやれないらしい。あっても折半と言うか個人でお金を出し合っていっているらしい。

これも仕方がない。東京時代、彼らが来日した時には極力面倒を見るようにはしてきたが、なおさら、今は私が顔を出すのも問題が起きそうだった。

おそらく5年ぶりぐらいとなるだろう、海外の昔の仕事仲間との突然の出会い。言葉の問題はショックを受けたが、それより、彼らと話できない。する機会を持つ難しさを痛感した。それなら、彼らと会えなかった方が良かったのだろうか?ひょっとしたらもう会う機会がないかも知れない。だから何なんだと言うこともあるが、ビジネス環境の変化と私の立場とあわせて何とも言えない思いに考えさせられた。


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