シンガポールからの来客、シンガポールからの来客その2で掲載した様に、1週間の内3日をこのシンガポールの来客(来日)に費やした。担当の部下の営業マンも大変だったが、私も大変だった。つたない英語での接待は疲れるが、それでも少しでも彼の手助けになるように考えての事だったが・・・。もちろん昼間のたまる一方の彼への問い合わせに答えるべく大先輩と周りの皆でカバーした(してもできないところはできなかったが・・・)。
一昨日、つまり木曜日の朝には、シンガポールのパートナーが無事帰国の途に着いた。私の部内は全員ホッとした。まるで嵐が過ぎ去った様であった。
一方ホッとしていたら、来日期間中にタダの一言も上記の彼から他の製品の話が出なかったのに、シンガポールの購買から当部へ発注(内示)が有った。かなりの台数と金額である。最も円高とシンガポールドル安で、あまり粗利は良くないが・・・。しかし何故なのだろう???おそらく客を伴って来日した為とその対応商品が新商品であった為(まだ一台も出荷していない製品)、その議論に集中しており、忘れていたのだろう。
昨日の金曜日は、大先輩も急用でお休み。何故か嵐が去った様に、静かだった。この機会にチョットシステム環境を整理しようと、昨日は動く事にした。
つまり、製品の出荷手配や売上げ計上、納品書・請求書出力と製品在庫を参照できる端末があるが、私達が出向するに当たり、セキュリティを配慮して、1台の端末にしかインストール・設定をしなかった。所がここ1ヶ月の様子を見ていると、頻繁に在庫を確認する為にその端末を使っている事が分かった。上記で述べた端末の位置を、変えさせられた事で遠くなり、皆がその端末まで走っていかないとならない。一方在庫確認以外の業務は、机が広くなり作業効率は逆に増した。
さて、どうしたものか?と考えていると、以前出向前に、元の部門の女性からあるアドバイスを聞いており、ふと思い出した。お金もかからず、イントラWeb上で、在庫等の参照ができるシステムが有る事を。早速電話で問い合わせて、3人分の新しいアカウントの申請を行なった。遅くとも来週中には、これで私の管理する業務側での各自の端末で在庫を見る事ができる様になるだろう。そして、上記の不効率だった所が、更に便利になると思っているが・・・。
部下に言われるままに(と言うか、私は出向後の仕事に付いてはそのシステムについても内容も商品も、新人同様なのだが)、本社や、関連会社を動かす事で取り合えず、期待には答えてはいると思っている。
しかし、そろそろ次のステップにも進みたいと考え始めており、技術部の同僚(同じく出向されたマネージャー)もおそらく、ある程度のフォローを私にも期待し始めたと予想している。メール(つまり、本来は技術に関してはその同僚が、私の部下の技術の若手の直属のボスになっている)、要は技術的な内容も入り始めた。本来は業務の範疇で処理すれば良いのだが、技術的な対応も私にお願いしたい(マネージメントに関し)と言う事だろう。
余りにも人的パワー不足な中で、ある程度は仕方がないと思っており、さてまずは商品知識をザーッと頭に叩き込まなければならない。もちろん、構成部品や生産上の長納期部品等の知識も含めてであるが・・・。大先輩の仕事をここ1ヶ月横で見ながら、大先輩が何をされているかが、大体つかめてきた。後は上記で述べた様に、商品とその構成部品と人的コネクションであるが、大まかな流れの中では、いずれ処理する事になるだろうが、何とかなるレベルは見えてきそうである。
- 産業医の先生は「今は気が張っており、うまく行っているが、3ヶ月以降心配であり、マアーあせらずに!」
- 主治医の先生は「東京では××の仕事、復帰後はITなどのシステム系、今度は××の仕事と仕事が変わっても良くやれますね!」と感心されていた
上記主治医の先生の言う事は、ごもっともな事で、本当はできるはずがない。 しかし、私の場合は昨年の復帰後の仕事はむしろ既に趣味の域でもあり、本来の仕事の域でもあった。むしろその延長で今回のシステム系は何とかしたが、それを使用して、業務をまわす仕事は新たなチャレンジとなる。
もちろん商品の知識習得も含めてであるが、管理職として出向している為、まさか知らないでは済まされないが、実情はこんな物である。もちろん業務の大先輩が私の立場を理解してくれている為、今は安心して頼っているが・・・。
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