社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

朝日新聞の記事『新常用漢字試案固まる 191字追加計2131字に』について

2009-01-22 07:50:42 | 日記

新常用漢字.jpg最近のTVを見ていると、バラエティ番組と言うより、クイズ番組が多く、しかも毎日似たような問題をハイレベルとロウレベルで流している気がする。特にハイレベルの方では、驚く程の知識の闘いとなっているが、一方ヘキサゴン等のむしろ低レベルをお笑いにして人気を集めている番組もある。

さて、最近のこのような状況の中で、確か12月だったと思うが、朝日新聞に『新常用漢字 試案固まる』と題して記事が掲載されていた。29年ぶりに改定されるとの事だが、追加される漢字と読み(削除される漢字も勿論あるが・・・)に二つの意味で驚いた。

記事にも触れられていたが、何と今の常用漢字に埼玉県の「埼」、大阪府の「阪」、栃木の「栃」、岡山の「岡」等が入っていなかったとの事。知らなかった私が言えた義理でもないが、29年間も文部科学省と言うより旧文部省は何を考えていたのだろうか?

常用漢字を言葉そのままに受け取れば、その都道府県に住む人に取っては、都道府県名は常によく使用する漢字でもある。教育レベルの問題が最近言われているが、これでは何とも言いようがない気がするが・・・。

また都道府県以外の漢字でも、あれ?と言うような漢字が含まれていなかった事がわかった。

例えば「嵐」「桁」「頃」「座」「柵」「爪」「虹」「枕」など唖然としてしまった。

一方今回追加する漢字の中を見てみると、「顎あご」「鬱うつ」「罵ののしる」などかなり難しい漢字も含まれている。確かによく使うとは思われるが、私も漢字で書ける自信はない。なかなか難しい所だと思うが、あくまでもこれはまだ案との事なので、最終的にはどうなるか分からないが、案をまとめた文化審議会国語分科会の漢字小委員会は、よく考えて欲しいと思う。

最も日本語きょしつの講師ボランテアの経験から、日本語でも漢字は最低3,000語は覚える必要があると私的には考えており、2,000前後の中に入れ込む漢字の選別は確かに難しいとは思うが・・・。


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