以前、福島原発事故で日本から外国人が、逃げだしている記事を掲載した。そして最新の日経ビジネスの特集がこの「消えた外国人労働力」だった。改めて考えさせられた。記事中に外食、繊維、金融、コンビニ、農業、製造・IT、教育、観光、航空の多くの分野での実例が挙げられて説明されている。そしてそう状況でも帰国しない外国人の例も挙げられている。記事に関しては、日経ビジネスをぜひ参照して貰いたいが、改めて日本の現状が分かったと言う事になろう。
東京単身赴任時代に、毎日お昼を、品川駅の南側で食べた。大半の食堂の店員さんは、外国人だった。おそらく中国の方が一番多かったと思う。秋葉原に行っても、中国の観光客も多かったが、それを接待しているのも中国人だった。コンビニや外食チェーン店、製造業おそらく、昔は大学生がバイトしていただろう職種が殆ど外国人に依存する大変な現実があったと思う。
とう市のにほんご教室の学習者、インドネシアやベトナムの方が多い。そう3年の研修制度を使って、日本で働いてくれる貴重な戦力だった。そうでなければ、大変多くの産業で日本は既に日本人だけでは日本がなりたたない国になっていた。
しかし一方で、就職できない大学生が多く存在する事実。派遣切りされる現実。
やはりなにかおかしい。この大震災を機に、日本人として日本の産業を再度見直す必要があるのではないか?しかし一方で大半の企業が、日本だけではやっていけない。そうグローバル化している。日本でありながら、もう日本だけの企業ではない日本の企業が多くなっている。
やはり、今回の大震災を機に労働力も含めて、見直さなければ日本の企業は生き残れない。
今回、思い知らされる現実は、それは日本は何と小さい島国なのだろうと言う事。関東も関西も九州でさえ、同じなのだろう。
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