2014年2月8日(土)の朝日新聞be between 読者とつくるは、『景気が良くなった実感はありますか?』だった。最近はTVや雑誌、ネットなど色々な所でこのアンケートが行われている。結果はどれも、マスコミ等が騒ぐほど、よくはなっていないと言うのが実態だと思う。
アベノミクスにケチをつけるつもりは毛頭ありません。実際に株価は上がったようだし、一部の経済指標も良くなったといわれます。でも、いまいち、「景気が良くなった」という実感がわいてこないのはなぜ?beモニターにみなさんはどうでしょう。ボチボチもうかっている実感、ありますか? |
今回の朝日新聞のbeモニターによるアンケートでもその結果は、予想どおりだった。つまり『景気が良くなった実感はありますか?』の問に対する答えとして『いいえ』が68%。その理由として『収入が増えていない』が一番だった。逆に『はい』の答えは11%でその一番の理由は『株、不動産などの資産価値が増えた』だった。
どちらもなるほどと思われる答えだ。つまりいくらマスコミ等がアベノミクスをはやし立て、景気が良くなっているような事を言っても、そして周りもそうであったとしても、結局は自分の収入が増えたかどうか?最後はこれに尽きるのだと思う。株や、不動産などの資産価値が増えた人や自分の収入が増えた人は景気が良くなったと言う判断になると思うが、実際は殆どの方がそうはなっていないのが実態と言えそうだ。
国民の多くを占めるサラリーマンの給料は、おそらく昨年まで増えてはいない。一部ボーナスが増えている会社がほんの一部あるにしても。アベノミクスの一年として、円安も含めて企業の業績が確かに良くなっていると思う。特に輸出主体の企業はやはり円安の恩恵は凄いものがある。
しかし、だからと言ってサラリーマンの給料は増えてはいない。ほんの一部も昇格された方以外は。だから今年の春闘が大きなカギになるのだろう。この結果しだいだ。ここで底上げがなされなければ、企業は儲かったけれど、つまり景気は良くなったけれど、個人にとっては景気が良くなったとは言えない。
景気が良くなった理由の一番が『株、不動産などの資産価値が増えた』だった。がおそらく、この方々は例外中の例外なのではないかと私は勝手に思っている。私がそうではないからという単純な理由もあるが・・・。
そう私の場合は、給料所得は一切増えず、株等の資産は逆に減った。つまり昨年は大きく損をした年だった。いまだその損は改善していない。今年はどうなるか?今年は定年前の最後に一年となる。なんとか資産を増やしておきたいが・・・。
さて上記のアンケートだが、今後つまり『消費税アップで景気は悪くなる?』の回答でなんと『はい』が66%だった。そして『景気と幸せは関係ある?』の回答で『大いにある』と『多少ある』の答えは合計で59%だった。
ようするに、現状は景気は良くなっておらず、今後も消費税増税で景気は悪くなり、幸せではない人が増えると言う事になる。
そしておなじみの『格差の拡大が心配』とタイトルにもあるが、心配しても仕方がないし、格差は拡大するだろう。少し前に一億総中産階級と呼ばれた時代があった。懐かしい時代と言うのだろうか?なつかしく思っている間に更に格差が拡大するのだろう。だからなにか問題があるのかだろうか?
自分が裕福にならないこと、なれない事が問題なだけだ。やはり最後はこれに落ち着く。自分が裕福と思える程資産を自分で増やせば良い。定年前なのでどんなに景気が良くなっても、つまり会社が利益を上げても私の給料が上がる事はない。従って後は自分の資産を自分で増やすしかない。
そう言う意味で、昨年の投資での損失は大きかったが、大きな勉強ができた。今年実績を残せば良い。自分が裕福と思えるくらい。少しだけ増やせれば良い・・・。
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