前回あまりの睡魔に耐えきれず、
続きものにしてしまいました…
れんげちゃんが全力疾走したワンコのように、
荒い、早い口呼吸
全身汗びっしょり
もう、この時の驚きと恐怖
さっきまで元気いっぱいだった子のこの変わりよう
とっさに
「熱中症?!」と思い、
冷凍庫から(まだ冷蔵庫は運びだされてなかった)
大きな保冷剤を3つ、
れんげの横と、
かばん(ソフトキャリー)の底と、
外側のポケットに放り込んで、
大慌てで病院に走ったのでした
引っ越し作業が始まって早々、
獣医さんに駆けつけることになるとは
予想もしなかったです
タイミング良く家の近所でタクシーをすぐに拾うことができ、
走ること約10分
タクシーの中で半泣きになりながら、
「れんげ~大丈夫か~れんげ~」
と、キャリーのふたは開けたままで声かけ続け、
れんげはずっと息が荒いまま、病院に到着。
そしたら診察一人(一匹?)待ちで、
とりあえず、私も席に座り、
待ってる間にれんげが死んだらどうしよう
事情を話して、先の方が緊急でなければ、
順番変わってもらおうかしら…
と、半べそかいていたのですが、
待っている間に、れんげちゃんの呼吸が少し、
1秒間に3回くらいに落ち着いてきたのを見て、
あ、大丈夫かも~と、
少し安心したのでした。
順番が来て、診察台の上にキャリーを置き、
先ほどまでの出来事を先生に話し、
「れんげ死ぬ?!大丈夫ですか?!」
「死ねへん、大丈夫や(笑)見てみ」
私が話している間に、
れんげちゃんの呼吸はさらに落ち着いてきて、
まだ、ハァハァいってるものの、
キャリーから顔出して、診察室の中をキョロキョロ。
この時で熱が39度4分くらいだったと思います。
やはり熱中症とのことで、
まずは、とにかく水に浸けなさい。
と教えてもらいました。
そして、心配だったかもしれないけれど、
洗濯ネットに入ったら、動きようもないんだから、
さらに、ソフトキャリーを布でくるんだのはやりすぎ。
と注意されました。
水につけて体温を下げるのは39度までにすること。
39度は猫の平熱ではないですが、
濡れた身体が乾くことでまた1度ほど体温が下がるので、
それで平熱まで下がるそうです。
38度まで冷やして下げてしまうと、
そこからさらに下がってしまうことになるので
危険と教えてもらいました。
れんげちゃんは捕獲器の中には自ら飛び込んできたのに、
お家の子になってからは、キャリーに入ることものすごく嫌がります。
悲壮な声で鳴きます。
ただでさえ、嫌いなキャリーなのに、
さらにネットに入れられて、
もう恐怖でいっぱいだったのと思います。
外に出ようと、必死で中で興奮して、
どんどん体温上がって、布でつつまれたソフトキャリー。
キャリーの中はその熱がどんどんこもってしまったのでしょう。
そしてれんげちゃんのお鼻は皮がずるむけになって
紅ショウガのように真っ赤になっていました。
ほんとに鮮やかな真っ赤
外に出ようと必死で洗濯ネットで皮がむけてしまったのでしょう。
怖い思いをさせてほんとにごめんね、れんげちゃん
ぐったり疲れたれんげを家に連れて戻り、
運ぶ途中で大声で鳴く心配はなくなったので、
れんげを一番に新しいお家へ運びました。
ひとまず安心はしたものの、こんなれんげを一人おいて
また引っ越し作業に戻らなければならないのは本当に心配でなりませんでした。
しばらくはついててやりたかったけど、父と母だけでは大変だし、、、
父はいてもいないようなものなので。
かわいそうだけどネットには入れたままで、
キャリーと段ボールの上は開けておき、
段ボールも穴をいっぱいあけて空気と明かりが入るようにして
あ~、やれやれ…
と戻ったら…
母が開口一番、
「ペッタン、もう運んだんか?!」 と。
まだ。今、れんげを先に置いてきたから、今から運ぶと答えると。
「ペタローを入れたパッキンがない」
と、ペッタンが箱ごと消えてしまったのでした
私がれんげを病院に連れて出た後、
ペタローをいれたパッキンは(ふたはしてない)
「これは後で自分たちで持っていくので置いといてください。」
と、引っ越し作業のお兄ちゃん達に伝え、
押し入れでキャリー待機している二匹の押し入れ前に置いておいたそうです。
それはトラックに積み込まれてしまったに違いない
大きな家具類を運び出す兄ちゃんたちと、
パッキンを運び出している兄ちゃん。
ここにあったの運んだか?!
と聞いても、運んでませんと言い張るし。
でも箱がないのは事実。
運んでるに違いないから、トラックの荷物調べさせてほしいとお願いし、
母が探したところ、ふたしてなかった段ボール、
しっかりガムテ貼られてふたされて、積み込まれてしまっていました。
いくら近所への引っ越しといえど、
トラックの出発は午後だし、その間に箱の中の温度が上昇し、
ペッタンも緊張と不安で興奮してしまって体温上昇していたら、、、
れんげの二の舞。
危なかったと思います。
引っ越し後、3、4日経過したころ、れんげさんがくしゃみを。
だんだん本格的なくしゃみになるとともに、
6月下旬、蒸し暑いさなか、不織布のカバーにもぐりだしました。
案の定、風邪をひいてしまったようでした
ずるむけた鼻の皮ですが、
その後、薄皮が再生してきて治ってきました。
鼻の真ん中、まだ赤いのわかりますか?
色はもう落ち着いてますが、全体が鮮やに真っ赤でした
10日も経つころにはお鼻もきれいに治ったのですが、
なんか違和感。。。
い、色が~、、、
れんげちゃんのお鼻は茶色っぽいオレンジ色だったのですが、
お鼻の薄皮は再生し治ったものの
色は戻らず、なんか肌色
ヌーディーな、モードなれんげちゃんになってしまいました
あたち、とっても怖かったの!!
今は、お鼻の色はすっかりもとにもどっています。
ソフトキャリーの内側、所々破れていました。
それ以来、ソフトキャリーは使っていません。
布製な分、保温力がハードキャリーよりもいいのかもしれません。
ちょっとした移動や、自分が提げて見てられる移動には大丈夫と思いますが、
私はもう使いません
油断大敵!!
後悔一生!!
夏場の猫の移動にはくれぐれもお気をつけください!
文字だらけの長~い日記にお付き合いくださり
ありがとうございました
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