朝からの雨で気温は低くひんやりしていましたが、
長海まで上がってくると体感温度も一段と下がり
さすがに肌寒く感じました
海抜3100M。九寨溝で一番高いところにある長海
Tシャツ+綿の長袖カーディガンの上に
ゴアテックスのウインドブレーカーを羽織っていましたが
その下にフリースかウール物一枚欲しい感じでした。
ここからの眺めだけではわかりませんが、
その名の通り長海は全長8キロもあります!
フリースのカーディガンは持ってきてたんですが、
着るかどうかもわからなかったし、
丸めてもかさばって荷物になるから
結局、ホテルに置いてきてしまいました
持ってきた意味なかった本当にただのお荷物
ストールを巻いてる方をわりと見かけ、
こちらの特産品でもあるパシュミナウール。
コンパクトに丸められるし温度調整に
一枚あると便利だな、と思いました。
長海を堪能しもうバスに戻ろうかとふとあたりを見回すと
毛さんをはじめツアー仲間の方々の姿はだれ一人見当たらず、、、
時計を見ると集合時間まではまだまだ余裕がありました。
バスに戻ろうかと思ったけれど、
どこから降りてきたのかわからなくなってしまい
それぞれの木道に観光客はぞろぞろいましたが、
方々に道はのびていて安易についていくわけにもいかず。
空気が薄いと記憶力低下します…
長海から次の五彩池まではウォーキングルートがあり、
この時間の余裕から考えると、もしかしたら五彩池で
集合だったかしら?!と、バスの中で集合時間や、
次の五彩池のことを聞いていたのだけれどはっきり思い出すことができず。
しかも集合時間までもあやふやでわからなくなってくる始末
だんだん五彩池で集合だったような気もしてきて…
もし違ったらみんなに迷惑をかけてしまう!!
と迷ったけれど、私は五彩池までのルートを歩き始めました。
木道の横道にタルチョーがいっぱい。時間があれば少し入って行きたかった。
毛さんに絶対走ってはダメ!!と注意はされていたけれど、
五彩池までの距離も分からないし時間に遅れては!!
と気の焦りからついつい早足になってしまいます
でもすぐ息が上がって動悸が激しくなってきて、
ゆっくり歩く…の繰り返し
途中利用したエコトイレ。水洗ではなく1回ごとにビニールで巻き取る?感じで、
ニオイも気にならず清潔。洗面台が洒落てました!
森を抜け車道沿いの横道に出た時、駐車場の真ん中に
ポツンと1台小型バスが止まっているのが目に入りました
「あっ!あの番号は!!」私たちが乗っていたバスでした!!
もうこの時の安堵感といったら!!
五彩池に向かう流れから抜けて一目散!!
走りたかったけど走れず早足でバスに駆け寄りました。
ツアー仲間の他の方々はとっくの前から座って待ってた空気。
私がやってきた方向がおかしかったので毛さんに心配され、
わからなくなって五彩池へのルートに行ってしまったことを話しました
一番最後だったけど、集合時間にはまだ5分ほどあり、
観光のペースは人それぞれで、
空気が薄いと物忘れがひどくなることを説明してくれました。
長海の時の説明は、
「五彩池にはバスで移動するので、五彩池に向かう道は絶対入らず
長海の駐車場に戻ってください」だったんだと思います。
バスに気付いて本当によかった!!
この経験からこの後の九寨溝での説明は
すべて手にメモりました~
そしていよいよ私が一番見たかった五彩池へ。
五彩池
はぁ~もうため息しかでません
何なんでしょう!!
神秘的すぎます
五彩池の水になりたい(笑)
赤樺
そしてこの木。。。
日本は白樺ですが、中国は赤樺なんだそう。
赤樺があるなんて知りませんでした。
このあと昼食センターでバイキングな昼食を済ませ、
センター内にはお土産物屋さんがぎっしり
ここでの滞在は食事時間も入れて40分。
床から天井までパシュミナストールのブースがいっぱい
巻き物好きな私はテンションMaxでした
見てるだけで楽しい~
一件一件物色してる時間はないし、
さっさと食べればよかったと後悔
ゆっくり吟味してる時間はないので、
気になったものは片っ端から下ろしてもらい
20分で集中してお買いもの。
なので写真が一枚もないのです
2枚で端数を値切って100元に。
まだまだ値切れるんだろうけど、
私はそれで納得いったし、
お互いが気持のいい範囲で
あと1枚買いたかったけどなんせ時間が
刺繍ポーチ類もかわいかったです
時間ギリギリ、バスまで急いで戻る途中、
また私が迷子になってるのでは?
と毛さんが心配して来てくれました。
その時毛さんがまじまじと私を見て、
「ホントに40サイ??」
と聞かれたのが面白かったです
「シワまったくないよ。肌キレイ!!
ハジメ見た時ホントびっくりしたヨ!!」
中国女性はお肌がきれいなイメージがあったので、
そんな彼女から褒められて私、ウキウキ
毛さんも言いたかったことがやっと言えてスッキリ
この村の村長さん。民族衣装が素敵です「観光客に説明することだけ
日本語話せます」と日本語で話してくれました。おもてなしですね。
昼食後は先にチベット族村に立ち寄りました。
今はしてないけれど、昔は村に宿泊施設もあり
泊まることができたそうです。
お祈りの香炉
マニ車体験。オンマニマニペメホン~
村長さん家でバター茶をいただきました。
小麦ふすまをミルクでまぜたような?
私は美味しかったです。
村長さん、ゲルマニウム健康商品の営業トーク中~
残念ながらゲルマニウムは売れず…
商品は良かったんですけどね~。
インスタントバター茶みたいのあれば欲しかったな。
村長さん家で一服した後再びウォーキングルートへ。
朝からの雨もすっかりあがり、毛さんが気を利かして
雨で景色が楽しめなかった鏡海へ寄ってくれました。
晴れの鏡海
炭酸カルシウムの作用で池の底や沈んだ木が石灰化しています。
石灰質で魚は住めないはずなんだけど…いました。
毛さんも???でした。
鏡になってます~。
犀牛海
毛さんたちガイド仲間では、鏡海よりキレイと評判の犀牛海。
紅葉シーズンは違った景色が楽しめそうです。
老虎海
石灰化~
樹正溝群海から老虎海、盆景灘までのウォーキングが続きます♪
ニョロニョロみたい(笑)
ホワイトチョコな小枝
景色を楽しみながらよく歩きました♪
長海より下は息が上がることなく普通です。
朝は気付かなかったけど、入口にミモザの木が。デカイ!!家の近所でも
2~3月に咲くんですが、こんなに大きくないのでびっくりしました。
ホテルに戻り夕食。
毎回、真ん中にスープ一品。
おかずはどんどん運ばれてきます。
置けなくなったら、お皿とお皿の間に上手に重ねられていきます。
ご飯はスープと同じくらいのおひつで置かれるんですが、
市内でも九寨溝でも、この後に行く峨眉山でも
ご飯の炊き加減はバサバサでした。
お米の違いもあるのだろうけど、
中国人好みの炊き加減なのでしょうか?
手前の赤いのは魚料理だったと思います。毎食、肉、魚、野菜がしっかり。
九寨溝ではキノコもたくさん出てきました。
夕食後はオプションのチベット民族ショーを観に劇場へ。
立派な劇場で驚きました。観光バスもいっぱいで劇場は満席。
ヤギを連れたおばあさんの輪廻転生のお話。
前から5列目のVIP席で大迫力でした。
しかもうるさいくらいの大音量…
想像していたショーとはまったく違ってまるでミュージカル。
ド迫力で耳をつんざく大音量にもかかわらず、
日中の疲れからか少し寝てしまいました
毛さんにあらすじを何度も聞かされていたからなんとなくわかりましたが…
聞いてなかったらストーリーがあるとは思わなかったと思います。
3900円のオプション料金でいいもの観せていただきました♪
朝から晩まで充実しきった3日目でした!!!