2日目 6月23日(日)
成都→九寨溝
ホテルの部屋から
6:30~朝食バイキング。
とりあえず見るからに無難そうな、
味の想像できるものだけをチョイスすると、
野菜、卵に炭水化物。
白いお椀はお粥です。
米粒少なめで味はほぼ無いです。
写真のお粥は南瓜。
果物はスイカが置かれていました
写真手前の惣菜パンらしきもの、
ハムマヨみたいなのかな~って、安心して食べたら
上に甘い何かがのっていて初めてのテイストでした(笑)
総菜パンなのか、菓子パンなのかどっちやねん!!
普段も朝からこんなにしっかり食べれたらいいんですけど…
ハチミツレモンと、果物1~2口、パン1~2口の立ち食いで、
TVの時計を見ながら所要時間は1~2分で、口もぐもぐさせながら
家を走り出ています
この無難な選択以外は油っこそうな野菜や、
油っこそうで辛そうなお総菜がほとんど。
味のないお粥のおともにちょうどいい感じでした。
旅行中は野菜不足になりがちですが、
朝昼晩と野菜料理たっぷり。
キュウリはおいしかった^^
出発は8時だったので、早々に朝食を終え
ホテル周辺を散策することに。
白黒ちゃんに遭遇。
近寄るとお店の奥に逃げちゃいました。
中国では人より車優先。道路を横断するときはくれぐれも
左右確認!!気をつけましょ~。
懐こいサビちゃん
店先にひもでつながれてました。
半年チョイくらいのとっても懐こくて
可愛い子でした
2日目も移動の一日。
芙蓉麗庭酒店。ツアー中、成都泊
はずっとこのホテル。
朝から7~8時間かけて九寨溝へ出発。
高度順応を兼ねバスでの移動。
現地ガイドさんは女性で毛 吉林さん。
この方、やたらと自分の心情や感情を
ふんだんに話されるかたでした。
ガイドは日本語ですが流暢ではなく
たまに私の想像力をもってしても、
理解できない日本語もありました(笑)
四川出身の毛さん。
四川は美女が多い。
四川は料理も辛いが、女性も辛い。
とにかく気が強い!
辛口美人を捕まえるために
男性は優しいのだそう(笑)
バランスですね。
途中のトイレ休憩では、ついについに
ドアのない溝のトイレに遭遇しました
何事も経験
おぉ~~~、、、真ん中通路で、左右にあります。
九寨溝へ向かう途中には、
有料トイレ(1元)でも
溝トイレのところありました。
無料トイレでドアがあっても
汚さがハンパなかったり、、、
よっぽどのトイレはリタイアしました
それに比べると、市内の公衆トイレはまだましでしたが、
鍵が壊れて閉まらないが普通?!
なくらいに閉まらないトイレ多かったです。
壊れてるか、流れないか、、、
ドアを開けては…
入れそうな個室を探す…みたいな(苦笑)
レストランとかお店のトイレは
まぁ、きれいでしたが鍵壊れてるのは
多かった気がします。
中国人にとってトイレとは
大してプライベートな空間ではないのでしょうか?
ドア半開きなまましゃがんでる人もいたし。
見てしまったこっちが気を使います
和式の場合、日本はお尻がドア側ですが、
中国は顔がドア向きです。
鍵が壊れてても手でなんとか閉められるんですが、
いくら顔こっち向きでも見たくないし
閉めて欲しいものです
ホテルのトイレが一番安心
そして、日本のトイレレベルの高さを実感しました(笑)
公衆トイレ?駅のトイレ?
たまにマナー悪く汚れているときもありますが、
流れる!ドアがある!!鍵がちゃんと閉まる!!!
こんなにありがたいことなのかと(笑)
日本は素晴らしい国です(笑)
数年前の四川省の大地震。
この辺りはもろに被害を受け家屋は全壊。
復興して建物、家屋が近代的になり、
地震前とは風景は変わったそうです。
震源地。
崩れたままでした。
橋があったようですが、
片側のあしだけ残っています。
車窓なので、ブレてしまいましたが
看板立っていました。
毛さんがガイド中に、銅像だったか
建築物だったか、通り過ぎたんです。
何だろ?って思いましたが、
毛さんはまったく触れずに自分の気持ちを
ガイドしてくれていました。
後ろの席のおばさまもその建造物が気になったみたいで、
「自分の感情ばっかり話さんと、あ~ゆうの教えて欲しいわ」と、
「ガイドさん、ガイドさん。さっきの建物は何?
そ~ゆうこと教えて欲しいわ」
と毛さんに声をかけました。
すると、、、
「あ。すいません。先ほどの建物は~」
とすぐに説明をしてくれるのかと思いきや、
「ハ?私はダレですか?!ダレですか!!
名前イイマシタガイドさんチガウ毛 吉林デスヨ」
と逆切れが返ってきました(笑)
そして「おたがいソンケイしあいまショ」と。
日本だったらお客様が「ガイドさん」と声かけても、
「はいはい~」って問題なく笑顔で答えてくれそうだけど
さすが、四川の辛い女はまずそこにひっかかるのか!!
と、民族の違いを感じたのでした(笑)
「おたがい尊敬しあいましょ」
これ大事な事です。
相手を認める。
いったん相手をまるっと丸ごと受け入れる。
考え、価値観違いはいろいろ。
受け入れて、違いを認める、尊重する。
これができれば人間関係が、
自分自身がずいぶんと楽になるハズ。
ついつい、他人との違いにぶつかると、
自分軸で相手を否定しがちではないですか?
自分の当たり前が相手も当たり前ではありません。
その出会いに、いかに意味付けするか。
グチだけで終わるのか、
自己成長につなげるのか。
それは自分次第です。
猫を飼うというのは、
ありのままを受け入れる訓練に
とてもいいと思います(笑)
みんな違ってみんないい~♪
途中の民家
海抜はどんどん高くなっているけれど、
この辺りはまだまだ大丈夫。
トルコ石、産地はいろいろですが、
チベットもそのひとつです。
その昔、チベットで採れた石がシルクロードでヨーロッパに渡り、
「トルコ石」の名前がついてしまったそうです。
本当は「チベット石なんデス!!」と毛さん力説。
トルコ石橋
海抜3000mだけど、緑がいっぱい。
茶芸店に立ち寄りました。
バスを降りて数m歩いたら、
急に心臓がドックンドックンしてきてびっくり
思わず心臓に手を当ててしまうほど動悸が激しくて。
目に見えないけど、空気の薄さに身体はしっかり反応。
なんかすごいなぁと思いました。
ゆっくり歩いて店内へ。
お茶の試飲をいただきお店を出るころには
動悸もおさまりひと安心。
順応するには一日はゆっくりゆったり
過ごさないといけないそう。
試飲のお茶がとっても美味しくて購入
しかも「ここでしか買えません」なんて言われたら、、、
その名も、九寨香(笑)
甘みがあり、桂花と茉莉花の
香りがお口にほんわり広がります
アミノ酸が豊富なんだそう。
反対に、これはとっても苦くて身体にいいイチ茶。
苦味がなくなるまで差し湯して飲みます。
コレステロール、高血圧etc.,,,
良薬口に苦しです。
飲みやすい濃さは急須ひとつに2~3本。
1本が一枚。お茶の葉がこより状態で、
お湯をいれると広がります。
飲むと胃がスッキリする感じがします。
途中のチベット族の村。
少し急ぐと、また動悸が激しくなりました。
染料にヤクの脂を混ぜてるそうです。
青龍
家を建ててるみたいでした。
屋根の上に文字のようなもの。
縁起もの?厄除け?でしょうか?
16:30すぎ、ようやくホテルに到着~。
格桑賓館
九寨溝の3日間はこのホテルに。
四川省九寨溝県章扎鎮
ホテル周辺はお店がズラリ。
夕食まで散策、お買いもの
ここがとても好きになりました。
何が?といわれるとうまく言えないですが、
しっくりきて私の肌に合う感じ
以前、アカシックレコードを見てもらった時、
私は、中国人(男性)で
僧侶が泊まる旅館をしていた前世があるそうなのですが、
きっとこの辺、チベット族県だったのだろうと感じました。
湯船には浸からずシャワーだけ。
ベッドも暖房入れないで、等。
環境に順応するための諸注意を受け、
心臓バクバクなあの感覚が心配だったので、
この日はシャワーもやめて寝ることにしました
3日目はいよいよ九寨溝
気付けばすでに旅行から1カ月以上が経過、、、
すでに回想録ですが書き始めたのでぼちぼち続きます
長いのに最後まで読んでくださったみなさま方、
まことにありがとうございます