やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

何故か郷愁を

2015-10-07 07:22:19 | 今日のやれこら
いつものドラッグストアーです。
駐車場の半分は,空いています,今日の来店客は少ないようです。


“季節も変わったし,新しいキャッチコピーが有るはずだ”

まる文字で書いたキャッチコピーが,
             貼って有ったり,吊るしてあったり。
この店のキャッチコピーは,爺さんの脳細胞を「活性化」してくれるんです。

「活性化」の源,キャッチコピーは女子向け化粧品コーナーに集中しています。
今日の様な,お客さんが少ない日は目立ってしまうと思いながらも
                        好奇心には勝てません。

“有った,有った,新作が有った”

『色素薄い系女子』に『プリ・ツル美素足』
『肌時間を巻き戻せ』に『恋させる 色っぽマスカラ』
“ここまでは,何となく言いたいことは解るが・・・”
“こっちはなぁ”
『ふんわり女子』に『おフェロメイク』,もう一つおまけに『抜け感女子』
“いやはや,それにしても次々とよく考えるものだ”


“まだやっていたんだ”

『竿やぁー,竿竹ぇー、物干し竿はいかがですかぁー?
  4メートルの物干し竿が2本で千円,2本で千円、いかがですかぁー?』

久しぶりに聞く,「竿やさん」の売り声です。
庭に出ていると聞こえてくるんです。
竿を積んだトラックは,団地の道を周回しているようです。
同じ調子で,「のんびり,のんびり」,繰り返し聞こえてきます。
『竿やぁー・・・・・・』
『竿やぁー・・・・・・』
何故か郷愁を誘われます。

キャッチコピーで「活性化」した脳細胞が,
    「竿やさん」で,一気に「癒されモード」に変わったんです。