肌に艶は有りません

「アツ，アツ，暑ぅ」
夏の太陽が，朝から照り付けます。
やっと「夏模様」の１日が，当地にも来たんです。

『シミもひどくなっていますよ，日焼け止めを塗っとけば，
　　　　　　　野良仕事の格好じゃないんだから，腕にも足にも・・』

「ユニクロ仕様」短パンに半袖で，畑に出ようとして，「忠告」されたんです。

“手のひらで延ばし，顔に塗って・・・
　　　　短パンから出た足に塗って，半そでから出た腕に塗って・・・“

「よしよし，これだけ塗れば，大丈夫」


「君たちにも，日焼け止めが必要なぐらいの，日差しが有ったらなぁ」


畑から「お引き取り願った」，２個のスイカです。

“よしよし，ここにも「発育途上」が有る”
１週間前に，支柱にチェック模様の布きれを付けたスイカ２個です。
日照不足の所為かもしれません。
目印を付けた日の「５ｃｍ」から，一向に大きくならないんです。

「ダメかなぁ？」
心配していたんですが，当たりです。
よく見ると，スイカの肌にシワとシミの様なものが出来ています。

「ダメかなぁ？」が，「こりゃ，ダメだ」になっています。
残念ですが，「お引き取り願う」ことにしたんです。


『ちょっと，ちょっとぅ，日焼け止めに，“どれ”使ったぁ』
「洗面台に有った，ブルーの蓋の・・“やつ”」
『あれは，・・・！！，　日焼け止めは，その隣の白色のチューブ入り・・』


肌に艶は有りません。
シミもシワも，「お引き取り願った」スイカ同様，「荒れ肌」です。

もう，何でも良いんです。
何かを塗れば，それなりの効果は有るはず・・・なんです。