やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

小学生陸上大会 やれこら やれこら  

2014-08-25 08:06:31 | 今日のやれこら
今日は小学生陸上競技大会の審判,「お手伝い」です。
心配なのは天候です。
予報では曇りのち雨,一番怖いのは「雷」です。

小学生の大会です,たぶん5年前です。
今日と違って,暑い日でした,太陽が照り付けます。
私の仕事は,アナウンスです,競技順に走る組や選手を紹介するのです。
地方の少し古い競技場です。
ちゃんとしたアナウンス室は有りません,正面スタンド下が仕事場です。
勿論,日も照り付けます,雨が降れば濡れます。
競技は100m競走です,小学生です,進行を滞りなくさせるためです。
選手をスタートライン後ろに,走る「組順」に並らばせています。
そろそろ,一組がスタートという時です。
「何で,テントがないんですか!!」‟だいぶ“怒った声が後ろから聞こえます。
振り向くと,子どもを応援に来た母親らしき「女子」が立っています。
「かわいそうでしょう」
一瞬,私が直射日光に晒されている「かわいそー,テントでも」と同情してくれている。
と,思いましたが,違いました。
わが子が,後ろの方の組で,日に晒され待たされている,「かわいそー」です。
私が答えます,「少しの時間ですし,何よりテントを張る人手が・・」
「そんなもの,ボランティアにしてもらえばいいでしょ」
”えっ?,えっ?,えっ?”でした。
私がここにいるのも,他の審判もみんなボランティア。
「あなたがボランティアでテント張ったらいかが?」
言いたっかったけれど,言いません。
私は,アナウンスの仕事が有ります。
100mの競技開始が遅れています。
その後の対応は別の審判に任せました。
ただ,母親の苦情で,子どもの待ち時間が増えたのだけは確かです。

以前こんなこともあった小学生大会ですが,今日は違います。
幸い雨も,少しの時間の小降りで済みました,雷も鳴りません。
休憩をしていると,前を通る女の子が話しています。
「私がはよー出過ぎて,バトンがもらえんとおもーた」
「そんなことないよ,私が渡すタイミングが遅かったから」
小学生でもお互いをかばいあう気持ちに,心がなごみます。
嫌なことばかりではなく,元気も貰うボランティアです。

しかし,しかしです,
プログラムの小さな活字を暫く読むと,目が霞みます。
アナウンスしていても,のどが渇きます,声もかすれます。
高齢者の仲間入りした今が,ボランティアの引き時かもしれません。
とも,時に思いますが・・・
                         やれこら やれ


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