彼も一応、狩りする生き物でした

先日の、黒光りする、あれ。

その後の報告です。


その夜、いつもは姉やんと一緒にベッドまで走ってくるリリーが、リビングに居残りました。

キッチンテーブルの下に座り込んで、食品や猫餌の在庫のあたりを、凝視しています。


『リリーしゃん、寝るよ、来ないの～？』

何度、声をかけても、


『それどころちゃうねん、邪魔せんとって～』


と、無言でアピールされました。




眠りかけたころ、




　　　ドドドドド～



と、地響きのような音が、リビングでしていました。






翌日、母が掃除をしていたら、常設されている紙袋の中から、バラバラになったお星さまが発見されたそうです。



狩りの現場は見ていませんが、状況から、へたれ様が、頑張ったようです。






ちなみに、へたれ様は、翌日まで記憶が残っていたのでしょう。

今までにないほど真剣に、リビングのカーペットの端っこや、扉の陰に向かって突進するという新技を、みんなの前で披露してくれました。


たぶん、アピールだったんだと思います。

『わかってると思うけど、俺がとったんやで。』



ちなみに、お土産はされませんでした。




もしも、狩りをしたのがハンター様だったら、、、



過去に、妹（人間）　←すんなり書けたら、それはそれで変な感じだ～（笑）

の作業場やお布団に、黒光りのお星さまを、お土産した実績があります。



へたれ様が、男の子でよかったなぁと、胸をなでおろした姉やんでした。


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