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ふかふか と もふもふ と むくむく・・・

新しく家族になった美しい兄と妹猫。妹分が加わり3匹になりました。破壊力も倍増しています。微妙な同居生活は果たして・・・

リセット系

2011-12-06 18:19:30 | タム
施設出身の、うちの子たち。

スタッフさんの話だと、1歳くらいになってから、捨てられたそうだ。

段ボール箱に入れられ、しっかりテープで封をして、駐車場に置き去りにされていたらしい。

見つけた方が、保護施設に連絡してくれたから、今ここに存在しているけど、保険所や市役所に電話していたら、もう、この世にはいなかった可能性が高い。

『子猫じゃなかったから、その時の恐怖とか、覚えているかも知れないです』
届けてくれたスタッフさんの言葉が、心にしみた。

引き取られた時、タムは、かなり衰弱していて、ちゃんと育つのか、心配したそうだ。


悲しいけど、それが現実だ。



家の近くに、市の動物センターがある。
つまり、そういう施設だ。

門を入ったすぐ奥には、大きな碑が立っている。
せめて、旅立った魂の安らかなることを願って・・・。

仕事だから、そこで行われていることは、仕方が無いんだと思う。
そもそも、捨てるほうが悪いのだから。

猫の声は聞こえないが、通りがかると、犬のほえる声は、よく聞こえる。
処分される動物を無くすよう、努力している方もたくさんいる。

普通の生活をしている、普通の私たちは、たくさんを救うことは出来ないけれど、うちに来てくれた命は、大切にしたいと、何度も思う。


と、飼い主は、柄にも無くまじめに考えてるのに。。。




『えっ、捨てられた記憶?何のこと???私、ずっとここに、いたやん?』

『うん、産まれた時からここで暴れてたやん、なんでそんなこと聞くねん、ようわからんなぁ。』

『そうだよね、兄ちゃん。ずっとここで、障子破いたり、壁かいたりしてたやんな、うちら』

『今さら文句言われても。。。』


 ・・・・・。


猫には、過去も未来も、無いらしい。

目の前の現実だけが、彼らの理解できる世界だということだ。
ある意味、幸せな設定な気もする。


『うわっ、ダンボール箱だ。ここにいると、楽しいよね。』




『なんか、この、でこぼこした感じとか、最高にイケてるぅ。』



今日も、タムは、ご機嫌に段ボール箱で、かくれんぼうをしている。
夏場は、よくここで眠っていた。

悲しい記憶は、たぶん、二匹には無いように思える。




注文したら、時々、猫が届くミネラルウォーター。


もしもあったら、衝動買いしてしまうと思う。。。 あっ、大人買いかも。。。

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