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ウクライナ ロシア情勢

2022-06-05 08:38:18 | Weblog
ロシアの侵攻から100日
これほど長引くとはロシアも思っていなかっただろう。
そしてウクライナを援護するアメリカとNATOも
それは同じに違いない。

プーチンは勝利宣言を出せないまま
収束の行方を不安に模索している。
ゼレンスキーは100日持ちこたえたことを
必死にアピールしている。

なぜ必死なのか?
それは世間の関心がこの戦いから薄れてしまうこと。
関心が薄れるのは時間の経過だけではなく
食料品やエネルギーの高騰、物資の不足など
経済に関係した国民を直撃してきている事に
国民が不安と苛立ちを見せ始めているからだ。

プーチンはウクライナ東部を支配し
そこをロシアの支配地域であると感じさせる何らかの
政策を敷く事で最短の収束を図りたいと思っているだろうし
アメリカやヨーロッパの国々は応援より
自国の経済を重視したい想いが有るだろう。

そこで双方の利害関係が一致し
ウクライナ、ロシアの多数の人命を失った事と
破壊行為で経済に大きな痛手を残しただけで
この争いは終わる。

この戦いをして学べることがあるとしたら
人間は愚かな存在だと言う事と
その愚かさを嘆いていただけでは
自分の命も自国も守れないという事では無いだろうか?

立地や立場において日本はまさに窮鼠の状態であり
頼みのアメリカはいざとなったら動いてくれない。
日本は必死に訴えるだけで自分で解決する力は皆無だ。

だからといって核武装するのは愚の骨頂ではないだろうか?
日本は、核攻撃されなくとも弾道ミサイルを原発に撃ち込まれれば
核攻撃されたのと同じようにそれでお終いになる。
そこから類推できることは、やはり核を放棄できる精神に他ならないと思う。

精神では何も守れない。
そうお叱りを受けるのは覚悟の上だが
今こそその精神論を発することが出来るのは
日本を置いて他に無いと思われる。

人間という生き物が自滅という道を辿らずに
環境を破壊することなく他の生物と共生できる将来のみが
人間を生きるに値するに至らしめる唯一の道だと思う。

今、薄れつつあるウクライナ ロシア情勢において
戦果の有る無しにかかわらず
それが早く終わることを切に願う。

そしてウクライナの再建に各国が協力して
また普通の暮らしが戻るように
豊かな穀物が収穫出来るようにして頂きたい。
そしてその復興にロシアが参加出来るかどうかで
ロシアの行く末は決定付けられる。
さて、どうだろうか?