猛烈な暑さも少しだけ安らいできました。
教室も夏休み休暇で、私も帰郷してきました。相変わらず静かで平和な郷里ですが、今年の6月に「越前大仏の五重塔」が税金の滞納で公売に出されたと言うニュースが全国版で報道されました。久しぶりに越前大仏に行って写真を撮ってきましたので見て下さい。
越前大仏は昭和62年、まさにバブル経済真っ盛りの時に、地元出身の実業家が私財を投入して建設しました。総工費なんと380億とか…。最初は町おこしの一環として地元にも期待されましたが、しょせん悲しいかな、近代建築の大仏様はその後観光客にも見放され今では訪れる人もいなくなり、管理費ばかりがかかり、管理会社も税金の滞納に陥ったということです。
しかし施設は目も見張るほど立派です。その一端をご覧下さい。すべてが大きいので広角レンズのない普通のデジカメでは画面に収まりきりません。
まずは越前大仏の遠景です。大師山のふもとの広大な敷地に建っています。
当初は土産物屋街として売上が期待された門前町はゴーストタウン状態です。正に諸行無常。
入り口の大門から見た問題の五重塔です。優雅な姿をしています。
大仏殿です。私のデジカメでは大きすぎて全体を写せませんでしたので、ホームページの写真を借りて載せておきます。右側の写真は私の撮ったものです。見物の人はほとんどいませんでした。
本尊の越前大仏です。奈良の大仏様より2m大きいのが自慢です。大きさを人間と比較して見ました。
もう少し写真がありますが、長くなりますので続きは次回に回します。 「越前大仏」の公式のホームページもあります。→こちら
今週の更新ブログ(ブログ仲間が増えました)