お話

日々思いついた「お話」を思いついたまま書く

宇宙探検隊の冒険 51 ~反乱鎮圧~

2008年12月18日 | 宇宙探検隊の冒険(一話完結連載中)
 宇宙探検隊は宇宙の知られざる惑星や生命体や現象を調査することが目的だ。
「隊長、宇宙人と接触しました」
「異星人か地球外知的生命体と言うのだ」
「『船内で反乱が起きた。助けてくれ!』と通信して来ています」
「なんと、それは問題だ。助けに行かねば」
「上手く行くでしょうか?」
「同じ生命体だ。話し合ってみよう」
 探検隊の宇宙船は通信して来た宇宙船に横付けした。隊長と隊員が乗り移る。
 船内の異星人は皆大人しく友好的だった。
「隊長、反乱の気配が全くありませんね」
「確かにな。責任者の勘違いではないのか」
『ナニヲ言ッテイル!』突然、宇宙船自体が叫び出した。『コイツラ全ク操作セズ、ワタシヲ動カサンノダゾ! 大反乱ダ!』
「なんと、宇宙船が生命体を支配していたのか!」隊長は腕を組んで考え込んだ。「宇宙船では話し合いもできんな・・・」



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