2015年春アニメの感想の続きです。
◎「パンチライン」（PUNCH LINE）（全12話）
総合評価2.5点（5点満点）
「パンツを見たら人類滅亡!?」
伊里達遊太（cv井上麻里奈）、成木野みかたん（cv雨宮天）、曳尾谷愛（cv寿美菜子）、台初明香（cv釘宮理恵）、秩父ラブラ（cv戸松遥）、チラ之助（cv吉田有里）など。
パンチ・ラインであってパンチラ・インではない（笑）。
後者だと思うでしょ、普通。何が「イン」なのかは分かりませんが。
（PUNCH LINE:冗談などの急所となる文句、落ち。なお、パンチはヒンディー語で「5」だと11話で言っていたので、そっちの意味もあるのでしょう。）
下着見せ、ハーレム、幼少時の思い出と友情とそのもつれ、仲間、未来から現在へタイムリープ、時間の巻き戻し、生身やロボットのバトル、ユーバ化（超人になれる状態。）からの変身ヒーロー、変身しすぎると体が弱って死亡、イジメと裏切り、幽体離脱と憑依、優れた人だけを残すために小惑星を地球にぶつける陰謀、メインキャラ死亡（と思わせておいて生存も死亡も。）、人の中身の入れ替わり、悪霊退散、小惑星衝突から地球を救う人類保存計画、謎解き、そして、おバカ、コメディ、シリアスなど、イロイロと詰め込んで散漫になったり。
時間を戻して小惑星衝突や仲間の死という歴史を変える物語が基本ですが、面白いとか感動的だとか、そういう様々な要素を詰め込んでまとまりに欠ける感じ。
で、設定が明かされるのが遅く、それなのにその設定がかなり重要な様子なので、バカらしさを楽しみつつもモヤモヤしながら序盤と中盤を。設定を気にしなければ、一発ギャグみたいな感じで各話とも結構楽しかったので、少し点を上げたのですけれど。
アニメジャパン2015にて。
本物のパンツをはいていましたね。。。
○ 1話。最低限の設定紹介。遊太がパンツを見て興奮して鼻血が出ると地球滅亡だとか、だけど霊体だから過去に戻ってやり直せるという、バカらしい物語。1話では、楽しめそうに思えたのですけれど。
○ 2話。各キャラの紹介を兼ねた、分かりにくい話。4月19日のブログで雨宮さんが、「今の時点で『意味が分からない』という感想は間違っておりませんので、取り敢えず6、7話あたりまで観て下さい!!（笑）」と書いていたので、まずはそう思って見ることに。
相変わらず、モロも結構あり、比較的短時間ですからまだ良いですが、チラリに徹した方が良かったのでは。
地球は滅亡せず、遊太の鼻血シーンもなし。
○ 3話。それにしても、みかたん と名香の会話を盗み聞きして妊娠と勘違いするというのは、ベタすぎて笑いました。
○ 6話。アニメジャパン2015のステージイベントで井上さんが6話までは見てと言っていた6話。遊太は実は女だとか、小惑星（直径2キロ）が地球にぶつかるように変わったとか、宮沢賢治は何度も失敗したけれど遊太が過去にUターンして歴史を変えろとか。
悪くはないですが、6話まで引っ張った割には、という感は否めず。
7話で、人類保存計画、歴史を変えることを遊太に任せるとか、63億回以上も遊太が失敗してきたとか、更に謎が明かされ。
○11話。約3千600発の核弾頭を搭載したミサイルで小惑星の進路を変えようとする遊太らですが、妨害にあうと。あの物量の戦車や武器、それらの一斉射撃では敵わないはずですが、何とかなるのでしょう。
12話。危機一髪、取り敢えず、何とかなりましたね。一応、メデタシ、メデタシ。
【shin】
