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50回目のファーストキス感想。ラブコメとしては楽しい

【ネタバレ】

◎「50回目のファーストキス」

タマには実写映画です。
「君を絶対、幸せにする。君が明日、僕を覚えていなくても ー」
「記憶が1日で消えてしまう彼女と一生に一度の恋をした ー」


総合評価3点(5点満点)

2018年6月1日公開、114分、監督・脚本:福田雄一、オリジナル脚本:ジョージ・ウィング。
弓削大輔(山田孝之)、藤島瑠衣(長澤まさみ)、ウーラ山崎(ムロツヨシ)、藤島健太(佐藤二朗)など。

なお、「50回目のファースト・キス」(2004年、アメリカ、監督:ピーター・シーガル、脚本:ジョージ・ウィング)は見ていません。

(公式HPから)
「ハワイでコーディネイターをするプレイボーイ弓削大輔(ゆげだいすけ)はある日、カフェで藤島瑠衣(ふじしまるい)という女性と出会い恋に落ちる。
しかし、翌日同じカフェで会った彼女は大輔の事をまるで覚えていない。
実は彼女は交通事故の後遺症により、新しい記憶は1日で消えてしまう短期記憶障害を負っていたのだ。
彼女を想う父と弟の手で、その事実を隠され、同じ日を繰り返す瑠衣。
事情を知った大輔は、毎日、自分を覚えていない彼女に一途に愛を告白し続ける。
瑠衣にとっては毎日が大輔との初対面。
大輔の機転と努力により結ばれた二人だが、大輔の本当の夢を知った時、瑠衣はある行動に出るー」





○ 難病ものと考えると物足りないどころではないですが、物語としてはどうということはありませんが、ラブコメと考えれば、笑えるところも結構あるので、細かいことは考えないで笑っていれば、まあ良いのでは。

なお、TVアニメの「一週間フレンズ。」(2014年春。1週間で記憶がリセットされる女子高生と、彼女を取り巻く同級生の物語。名作。)を見ていなかったら本作は見なかったかもしれませんが、コメディとしてみれば本作、完成度や感動や恋愛ものとしてみれば比較にならないくらいに「一週間フレンズ。」の方が良いです。


○ 冒頭、コメディだったので意表を突かれたものの、そういうものなのだと切り替え、細かいことは気にせず、ラブコメとしてはなかなか楽しかったです。

シリアスもコミカルに描かれ、感動ものというほどではなかったです。

そのそれぞれは、そういう狙いなのでしょうから、それでも良いと思います。
ラブコメを楽しむのが吉です。

・大輔は日本の女性観光客で惚れない人はいない位にモテモテな観光ガイドなので、身長180センチ位か、もっと二枚目でないと説得力がないです。

・瑠衣に、事故にあったことと1日で記憶がなくなることを隠し続けることは出来ないのに(父と弟もいつかは死ぬし、鏡を見れば自分や家族が年を取るのが分かるし、誰かが言わない保証もない。)、家族が1年も隠すのは優しさではなくエゴです。

当時の新聞(事故があった日は日曜日。)を毎朝見せたり、当時のニュースをDVDに録って毎日見せたりという、父と弟の努力は大変なものと思いますが(ハワイなので四季がないから、季節により風景が異なるということがほとんどないので、1年間騙すことができた。)。

・終盤で、大輔に惚れた瑠衣が大輔に、毎日思い出せるよに、「話しかけるときは、ゆり の話をして」・・・花の ゆり かよ!(萌アニメ脳になっているようです(笑)。)。

・子供もできて、2人目を妊娠中で、幸せそうで良かったです。


○ 毎日自分の境遇に絶望して、でも、毎日出会って、毎日初恋をして、毎日ファーストキスをしてという瑠衣。

ほんの少しずつですが記憶されていくという設定は現実にあるのかは知りませんが、人の脳は謎が多いので現実にもありそうな話ですが、少しずつですら記憶されないという設定だったらどうなっていたのか。

それでも、日記を書いて、毎朝DVDを見て昨日までの自分を知ることにしているので、結婚するのでしょう。

こういう設定のフィクションで不幸な話はあまり見たくありませんし、ある程度の説得力がある描き方はできるはずですし。


【shin】
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