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英国一家、日本を食べる 感想。イギリス人が見た日本を楽しめる

【ネタバレ】
2015年4月から11月放送、正月スペシャルは2016年1月放送。

日本食と少しの日本文化を、イギリス人の目線で少しコミカルに紹介するアニメ。
薀蓄が多いものの、イギリス人から見るとそうなのか、というところも含めて、押しつけがましさや大げささはあまり無いので、気楽に見ることができるのでは。


総合評価3.5点(5点満点)

マイケル・ブース(cv竹本英史)、リスン(cv満仲由紀子)、アスガー(cv広橋涼)、エミル(cv満仲由紀子)、トシ(cv滝藤賢一)、日本料理界の重鎮の鬼塚(cv荒井聡太)など。




◎「英国一家、日本を食べる Sushi and Beyond」(全24話)

NHKの深夜に20分放送。英国一家4人が食べ歩く、動きの少ないアニメ(フラッシュアニメ?)が基本で、最後に実写で実際のお店を短時間で紹介する構成(一部の回を除く。トシがお店に行ったという体裁ですが、トシの顔は映らず、声のみ。)。
イギリス人フード・ライターのマイケル・ブースの著作のアニメ化。
家族で日本に100日間滞在し、その間に日本のあれこれを食べまくり、日本食が好きになる物語。

○ イギリス人(とアメリカ人)は味覚音痴で有名ですが、さて、大丈夫なのかと思って見ていましたが、そういう部分も少しありましたが、概ね大丈夫でした。

焼きそば、焼き鳥、天ぷら、日本料理一般、相撲部屋でちゃんこ、鰹節、築地で寿司、わさび、かっぱ橋、箸の使い方、うまみ、北海道でカニとラーメン、京都で豆腐、押し寿司や鮒寿司、日本酒、お好み焼き、たこ焼き、醤油、温泉、米などなど。

○ 1話、日本に来て最初に行ったのが新宿の「思い出横丁」とは、ツウと言えばツウですが、ガイドブックの読みすぎと言えばそれまで。
ナレーションやツッコミもするトシが、子供連れで行くのはヤボだと言っていましたし。

思い出横丁はカウンターだけの店が多いので、一見さんや、私みたいな無口には少し入りにくいかも。

○ 9話。かっぱ橋。あらゆる調理道具とかがある一帯ですが、食品サンプルを見ているだけでも楽しいですし、何に使うのか分からない道具を見ているのも楽しいです。

○ 11話。北海道でカニとラーメン。マイケルはカニを食べても普通といった感じでしたが、床に入ってから、カニは食感も大事、日本人は蒸したイモのパサパサの食感も含めて食感を大事にしていると気付き、無性に食べたくなっていました。

私は、カニは好きでも嫌いでもないので良く分かりませんが、そういうものなのですかね。

○ 最終24話。千葉ディズニーランドらしき遊園地にて、和食以外を食べたがるアスガーですが、最後だから和食を食べたいというマイケルですが、何故か園内のフランス料理店へ。
そこでご飯を食べたくなったアスガーとその他全員。マイケルが朝のご飯をオニギリのようにして持ってきていたとは驚きですし、そこでこっそり食べるというのも驚きでしたが、それ位、ご飯は美味しいということを言いたかったのでしょう。

お米を炊いたものも「ご飯」、パン食でも麺食でも洋食でも中華でも「ご飯」と言うように、お米の「ご飯」は日本の「ご飯」につきものだという話。

○ ピザが食べたい、ケチャップをかけたいといっていた子供たちも、途中から日本食の美味しさが分かり、メデタシメデタシ。



◎「英国一家、正月を食べる」(正月スペシャル)

一度イギリスに帰ったものの、米の作り方を学んだり、おせちやお雑煮などの正月料理を食べに来日するというもの。実写のところにマイケルも出演。


【shin】
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