思い付きブログ

むろみさん、アザゼルさん、魔王さま感想。どれも気楽に楽しめた。取り敢えず、ちーちゃん可愛い

 2013年春アニメの感想の続きです。

◎「波打際のむろみさん」


○ 人魚はやはり死なない様子。そもそも、外見は年を取っている気配もないです。少なくとも恐竜がいた頃から生きているので、むろみさん(cv田村ゆかり)は、何と数億歳(じゃなくて、やっぱり、17歳だよ、ゆかりちゃん、か?)。

 しかし、むろみさんを始めとする人魚は、長生きしている割には子供っぽくて、お馬鹿。長生きして経験を積めば人間が出来てくると言う訳ではないんですね、きっと、、、多分。。。そもそも魚であって人間じゃあないか・・・・・

 自由人(自由魚?)のむろみさんがギャーギャー騒いで、堤防で釣りをする高校生の向島拓朗(cv水島大宙)が振り回されて、他の人魚の、ひいちゃん(cv野中藍)、富士さん(cv原田ひとみ)、隅田さん(cv上坂すみれ)や、人魚の形だけど実は人魚ではないリヴァイアさん(cv中原麻衣)、海底の竜宮城が倒産したので地上の釣具店とかでバイトしている乙姫(cv藤田咲)とかが時節絡んで。

○ 博多弁、小倉弁の人魚が多かったですが、一般にも分かりやすいようにあまりナマッタ話し方ではなかった気がしますが、そのおかげで私は意味はほぼ分かりましたが、一般にはどうなのでしょう?テレビだと標準語ばかりになってしまいますから、方言を使うのは良いことだと思いますが、方言は難しいですね。


 余談ですが、「方言彼女」(15分番組)というシリーズがありますが(東京では千葉テレビで見られる。)、これは、様々な都道府県出身の女子が女子高生に扮して(多分、10代も20代もいると思われる。)、小芝居をしたり、方言講座をしたり、意味深な台詞を方言で話したりというもので、方言がどんなものかの感覚をつかめます。

○ さて、乙姫は6話と11話と最終13話しか出ませんでしたが、6話と11話はメイン回でした。ややヘタレ気味のツン&ドSっぷり、良かったです。

 藤田さんのツンやツンデレはいいですよ、やっぱり。

○ むろみさんが騒々しいので、30分枠だと疲れそうですが、15分枠だからか、普通に楽しめました。

○ オマケ。ネットに出回っている、数年前の田村ゆかりさんと藤田咲さん。VOMICのらしいのですが、本当かどうかは知りません。




◎「よんでますよ、アザゼルさん。Z」


○ これは2期ですが、相変わらずの、えげつない描写と血まみれのギャグが普通に楽しめました(15分枠)。

 悪魔も腹黒くてあくどいですが、多くの人間も同等かそれ以上に腹黒くてあくどいとか、悪魔の方が可愛げがあるというのは、少なくとも日本のアニメには良くありますが、これもそんな感じ。

 鬼だって、悪いことばかりではなく良いこともするものとして考える人もいますし。

 清濁併せ持つとか、綺麗すぎる川には魚は住まないとか、そんな言葉もありますし。

○ 自然は征服すべきものと考える傾向が強い欧米に対し、日本では自然は驚異でもあり恵みでもあるので共存するという傾向が強いとはよく言われるところです。そこから、絶対的な善もそうそう無ければ絶対的な悪もそうそう無いという考えが日本人には根付いているのかなあ、どうだろう。

 日本が多神教だったり神仏混合なのもそれが主因かも知れないとか思っていますが、不勉強なため、そういう本とかは見聞きしたことがありませんけれど。ちょっと勉強しないといけないかなあ。



◎「はたらく魔王さま!」


○ 取り敢えず、ちーちゃん可愛い。
 それなりに真面目なコメディですが、基本的に馬鹿らしくて楽しい、庶民派ファンタジーでした。

 魔王軍は勇者軍に押され、魔王と腹心が逃げたら、何故か東京。共に地上だと魔力が衰えるのでエンテ・イスラに帰れないから、笹塚でアパート暮らしをしながら生活のために働くのだとか。

 地上では、勇者よりも魔王の方が品行方正だったりとか、魔奥貞夫(cv逢坂良太)は魔王サタンなのに模範的で優秀な店員としてハンバーガー店の店長代理になっちゃうとか、魔王なのに人間を助けたり人間に迷惑をかけないようにするとか。

 とか思ったら、エンテ・イスラの世界でも勇者エミリア(遊佐恵美。両親は人間と天使。)(cv日笠陽子)が協力する組織である教会の幹部達は悪巧みをしていて、魔王よりも彼等の方が迷惑者というか悪人なんじゃないかと思えたり。


 そんな、どっちがより正しいのかが曖昧なアニメも良くありますし、それは単なる見方や方向性の違いであって、どちらも同程度に正しいだけなのかも知れませんし、それだけに妥協は出来ずに戦うしか無く、それだけに勝てば官軍なだけなのかも知れないアニメも良くありますが、このアニメでは、エミリアは正しそうですし、魔王も間違っていそうにないですし、教会は間違いなく間違っていますし、そういうこともアニメでは良くありますし。

○ エンディングのラストの絵(途中からはラストの少し前で使われている。)は、水着が透ける薄いシャツを着て麦わら帽子で顔を半分隠し、かつ、上半身をねじってこっちを向いた佐々木千穂(cv東山奈央)の静止画の足下を映してから徐々に上に、そして顔のアップ。

 片方だけ見える目と笑顔が、小悪魔チックで誘うような表情です。アニメ内からすると大人びた表情と仕草。これは視聴者サービスなのでしょうね。ただ、ここまですると少しあざとい感じがしてしまいます。

 そんなことしなくても千穂はいいなあとは思いましたし、そんなことは ちーちゃん にはあまり似合いません。

 でも、バイトの後輩としてしか見てくれない魔王に対する精一杯の表情だとしたら、ちーちゃん を応援します。


【shin】

コメント一覧

shin{流れ星}
http://yaplog.jp/shin99shin/
>ざっくさん
 そうか、エセ方言という言い方が合いますね。
 もう少しナマった方が面白かった気はします。

 アザゼルは、あのキモさが、タマには良いと思うんですけどね。

 魔王は、(顔自体はあまり可愛くありませんが、)千穂が可愛らしかったからいいんです!(笑)
ざっく
http://yaplog.jp/rockgamer/
むろみさんは1話が短くて観やすかったですね。
田村ゆかりの方言もよかったです。
確かに語尾ぐらいしか方言盛り込んでなかったので、方言知らない人でも理解できる作りになっていましたね。
そのせいか、イントネーションも含めて、若干エセ方言に聴こえてしまいましたが…田村ゆかりも野中藍も福岡出身なんですけどね。

アザゼルは、キャラがキモくて観ませんでした(笑)

魔王さまは、昔のギャグ漫画で言えば1話分しか使えないようなネタで1作品作ったせいか、最初の数話は面白かったけど、あっと言う間につまらなくなっていったなぁという感じ。
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