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トリアージX、うたのプリンスさまっマジLOVEレボリューションズ感想。底の浅い現代版必殺仕事人vsアイドルのギャグなのか?

【ネタバレ】
2015年春アニメの感想の続きです。

◎「トリアージX」(とりあーじ いくす)(全10話)

総合評価2点(5点満点)。

ハードアクションの現代版必殺仕事人ですが、物語は少し雑ですし、殺し方に特に工夫はありませんし、一見は格好良く聞こえる台詞もありますが上滑りな感じですし、実はただの巨乳アニメな気も(CMによると、Blu-rayでは湯気などがトリアージされて見えるようになるとのことですし・・・)。

三神嵐(cv赤羽根健治)、木場美琴(cv近藤唯)、梨田織葉(cv佐藤亜美菜)、狭霧友子(cv大浦冬華)、剣光姫(cv浅野真澄)、柩小夜(cv白石涼子)、望月正宗(cv黒田崇矢)など。

○ 1話。悪人をトリアージして暗殺する組織であるブラックラベル。健全な医学用語であるトリアージをこのように使うことには少し抵抗がありますが、そこは目をつむりましょう。(※医学用語のトリアージ:多数の怪我人がいて医師などの手が回らない場合に怪我人を4段階に分けて順番を決めて処置していく(助かる見込みがない/少ない人は処置をせず(カテゴリー0(ゼロ)のブラック)、すぐに処置しなくても大丈夫そうな人は後回し、それらの中間の、処置すれば助かりそうな人やすぐに処置が必要な人を2段階に分けて処置していく。)

主人公の嵐が、対象者に対してまだ生かす価値があるかをはかるシーンがあり、銃を渡して自殺を促すものの逆に撃ってきたわけですが(丈夫なヘルメットみたいなものをかぶっているので、弾をはじいた。)、そうやって深みを出そうとしている様子です。

嵐が一緒にテロ事件に巻き込まれた望月龍(cv宮﨑敦巳)と幼馴染で、嵐の頭や体に龍の四肢と心臓を移植して2人を一つに手術したのが龍の父親でブラックラベルの創設者の正宗。これも、こうやって深みを出そうとしている様子ですけどね。

いずれも、最初からというのは少しあざといですけどね。
結局、それらをきちんと描くまでには至りませんでした。

○ 2話。大きな病院の医師だったり、院長だったり、職員だったり、なのですね。あとは、一度は死んだも同然な嵐や美琴のような高校生とか。

7話によると、複数の人の人体を切り貼りしても拒絶反応を抑えるけれど致死性のあるウイルスで手術し、その後にウイルスをやっつけるワクチンをセットで使ったそうで・・・

1話で逃した犯罪者をトリアージ。それにしても、弾丸をはじいていた仮面や服、あんな至近距離でも傷つかないなんて、かなりの軍事機密の製品では。だとすると、納品先は政府(少なくとも製造した国。)なら調べれば分かるので、ブラックラベルのこともバレるでしょうに。

○ 3話。新たな必殺仕事人、シリンジが登場しましたが、ブラックラベルとも敵対。その後に嵐の高校に転入してきた緋崎千影(cv柚木涼香)がそうだというのは分かりやすかったですが、相変わらず、事実を並べているだけのように感じられるセリフの一つ一つが上滑りしている感じ。

4話。千影は操られていただけで、裏切られて失意のまま自殺。シリアスな雰囲気もあるアニメなので、容赦なしなのはいいですね。

○ 5話。TV局をジャックし、アイドルなどを人質にしてブラックラベルをおびき出すことに。下着にしてビルの窓際に立たせ、要求が通らなければ30分に1人飛び降りさせるとか、Hで鬼畜な状況。

6話。ブラックラベルが意外と簡単に勝ちましたし、特に今回は周囲がマスコミだらけのビルなのに付けられたりしなかったようなのが引っ掛かりますが、それは1話からでしたね、気にしてはいけない、いけない。

7話。シリンジが強くて苦戦するブラックラベル。強い敵が出てくるのもお約束ですね。

○ 8話。嵐の親代わりのような小夜が暴走したものの、嵐が当時のことを思い出させて正気を取り戻すと。少し安易ですが、こんなものでしょう。

○ 最終10話。前半は回想しながらの温泉。ブルーレイでは湯気はトリアージされるはず。それを見せるためだけの温泉でしたね。

後半は、、、キャラからのまとめコメントのような感じ。

○ 写真。
アニメジャパン2015にて。

アニメジャパン2015のときの国際展示場駅にて。





◎「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ」(3期、全13話)

総合評価3点(5点満点)

アイドル歌手としての更なる成功を目指してちょっとした試練もありつつ少し努力するというものですが、コメディ要素が強め、特に全体として若槻さんのギャグキャラが目立っていました。基本的に女子向けですが、ギャグやコメディとして見れば結構楽しかったです。


○ 1話。七海春歌(cv沢城みゆき)が寮の敷地内を歩いていると、順々に男子に会い、男子のキザっぷりやらカッコ良さやら間抜けさやら、春歌をくどく言葉とか、キャラ紹介も兼ねていて。

一十木音也(cv寺島拓篤)がギターを持って駆けてきたり、夜桜見物の四ノ宮那月(cv谷山紀章)が七海をお姫様だっこしたり、木の上で読書中の愛島セシル(cv鳥海浩輔)は飛び降りてきたり、サックス(?)を吹く神宮寺だとか、演技の練習中の来栖翔(cv下野紘)、ピアノを弾く聖川真斗(cv鈴村健一)、出会いそうだと思ったので待っていたと言う一ノ瀬トキヤ(cv宮野真守)、乗馬中のカミュ(cv前野智昭)、歌を練習中の美風藍(cv蒼井翔太)、ヘッドホンで音楽を聞いている黒崎蘭丸(cv鈴木達央)、軽快にからかう寿嶺二(cv森久保祥太郎)。

春歌は、今夜は不思議と思ったり。

もう大笑いするしかなし!

でも、締めはやっぱり、社長のシャイニング早乙女(cv若本規夫)がいつもの調子の巻き舌で。

○ 5話。3人のユニットでスマホのCMを考え、春歌が歌を作ることに。3人の意見が合わな過ぎ。しかもそれぞれが自分の案が良いと主張するばかり。春歌の努力もあって何だかんだで、3人の意見をほぼ全て取り入れたCMということで話し合いがまとまりましたが、それだと何がポイントの」製品なのかがぼやけてしまい、CM効果は弱いのでは。

○ そんなこんなで、楽しいことは楽しかったです。


【shin】
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