【ネタバレ】
◎「ヤマトよ永遠に REBELL3199 第二章 赤日の出撃」
「反撃。」
「奪わせない。絶対に。」
2024年11月22日(金)公開、製作総指揮・著作総監修は西﨑彰司、総監督は福井晴敏、監督はヤマトナオミチ、脚本は福井晴敏、岡秀樹、原作は西﨑義展、100分。
総合評価点は、上中下で中くらい。
古代進(cv小野大輔)、森雪(cv桑島法子)、真田志郎(cv大塚芳忠)、島大介(cv鈴村健一)、土門竜介(cv畠中祐)、京塚みやこ(cv村中知)、徳川太助(cv岡本信彦)、板東平次(cv羽多野渉)、キャロライン雷電(cv森永千才)、坂本茂(cv伊東健人)、北野誠也(cv鳥海浩輔)、南部康造(cv松本忍)、藤堂早紀(cv高垣彩陽)、神崎恵(cv林原めぐみ)、揚羽武(cv上村祐翔)、市川純(cv藤田咲)、サーシャ/真田澪(cv潘めぐみ)、芹沢虎鉄(cv玄田哲章)、藤堂平九郎(cv小島敏彦)、藤堂信乃(cv塩田朋子)、アルフォン(cv古川慎)、イジドール(cv堀江瞬)、ランベル(cv江口拓也)、サーダ(cv井上麻里奈)、スカルダート(cv内田直哉)など。
○全七章の二章目。ようやく、ヤマトが動いて戦って。でも、リメイク版は古代進の成長物語の面が(途中から)どちらかと言うとメインになっているのは相変わらずで、雪が死んだかもと思っているので腑抜けの古代。
○ボラー連邦、お前らまだ生きていたのかよ!(笑)。デザリアムに惨敗でした。
○アルフォンは外見も声も、これはこれでアリ、という感じでした。
(第一章の感想で触れましたが。)雪が惚れても仕方ない、それでも俺の雪は古代進以外には惚れないんだぜ、と言えるまでの魅力は本作のアルフォンにはありませんでしたが。
○真田さんが諸々の根拠からしてデザリアムが1000年後から来たことは疑いないと言っていましたし、パンフにも同じ趣旨のことが書いてあったので、1000年後から来たという点についてはまずは真実として考えていきましょう。
・ヤマトの主砲でもまるで傷が付かないゴルバなのに、波動エネルギーを少し詰めた波動カートリッジ弾で簡単に大爆発しましたが、地球の1000年後にしては波動エネルギーに弱すぎるのが不自然なのですよねえ(今の地球の艦よりも波動エネルギーに弱い)。
それはまだ地球市民には届いていない情報なのかも知れませんが、そんなデザリアムが1000年後の地球と地球人であると信じる地球人が多い様子です。が、なんで信じるのかが不思議なくらいに、波動エネルギーの件はおかしな事ですけどね。
デザリアムは波動エネルギーを放棄したと自らの歴史(=地球の未来の歴史ということになっている。)を語っていましたが、波動砲には凄く弱いけれどそれ以外の攻撃には凄く強い艦の材料を手に入れたから、ということで取りあえずの説明はつくという事なのかな。いや、つかないでしょ。両方持っていればもっと強いのですし、波動エネルギーに弱いことをデザリアムは知らない様子ですから。
・デザリアムが地球に飛ばして来たのが重核子爆弾だと見抜いた真田さんは相変わらず「こんなこともあろうかと」過ぎます(笑)。
爆弾を発動(爆発?)させると地球人が腑抜けみたくなりますが、それをすると地球人の未来人であるデザリアム人が生まれてこない事になるのではとも思いますけど。つまり、何があっても発動しないのなら地球の1000年後と言えるのでしょうけれど、発動させるのなら違うということに。そもそも、発動させることができないなら、そんな爆弾を持ってくる意味がありません。
さて、後者の場合の地球に来た理由ですが・・・機械の体では未来がないから生身の体が欲しいということだとしたら・・・まあ、私が思いつかない理由なのでしょう。
・いずれにせよ、「ヤマトよ永遠に」(1980年8月公開映画)とは設定がある程度は異なるので、どうなるのかよく分かりません。
○新宿ピカデリーにて。サーシャ(サイン入り)は途中から追加です。
○公式HPから、第二章のあらすじ。
第三話 「衝撃! デザリアム暗黒の千年史」
新都での戦闘は終結した。戦いの傷跡が残る都市を見下ろすようにそびえるグランドリバースで、デザリアムの聖総統スカルダートは、彼らの千年に及ぶ歴史を語り始める。彼らの正体とは!?
第四話 「号砲一発!! 新・宇宙戦艦ヤマト始動」
地球圏を脱したアスカは、イカルス天文台へ辿り着いた。そこには新生・宇宙戦艦ヤマト、そしてイスカンダル王族の忘れ形見――雪を失った古代進にとって唯一の家族サーシャが待っていた。
第五話 「激突!透明戦艦を叩け!!」
デザリアムに同調する者と反発する者、さまざまな思惑のなか彼らの地球入植が開始された。一方、第11護衛隊の捜索にあたるヤマトを戦艦グロデーズが急襲する。透明な敵を相手にどう戦うのか!?
第六話 「アルフォン潜入!サーシャを取り戻せ!!」
雪を失い精彩を欠く古代は艦長職を解任。そんなおり再びグロデーズがヤマトに陽動を仕掛け、デザリアムの情報部将校アルフォンが乗り込んでくる。目的は[イスカンダルの欠片]だった――!!
【shin】