ってな訳で行ってきました 田中公平 ライブ・イン・ミナミ。
しかも今回の開催場所がなんと、老舗中の老舗であるキャバレーのグランドキャバレー ミス大阪。朝はしこたま雨降ってるわの最悪のスタートでしたが、おかまいなくがっつり頭はハイパーモード状態の金色でかなりイカツイ状態にあのキング・オブ・ハートのパーカー着て出陣。
開場は13時30分からのスタートでしたが、地下鉄の日本橋駅に到着したのは12時50分頃。地図もあるし、楽々行けるな~と思っていたら、到着時間はなんと13時27分…。30分近く放浪してました、毎度ながら。地図があってもなくても時間ギリギリなのがいっそ自分らしい。
とは言え、早くから前売り券持って並ばれてる方から言わせると、むしろギリギリで着いた人間の方がいいんではないかという感想がちらりほらり。
ただ、場所がキャバレーで真向かいが完全な風俗店だったにも関わらず、このミス日本という店の前に昼の1時近くにどう考えても普段行かないような風貌の成人男子並びに女子がわんさか行列を成して並んでいる光景はどこか異色なのか、通行人も不思議そうに見ていたのが印象的でした。
色々とGガン関連のスタッフさんには何かと生でお見かけする機会が恵まれている方なんですが、田中先生はまだ無かったので今回は非常にラッキーでした。折角なので差し入れを持ってスタッフさんにお渡し。
ただ金髪のイカツイ人種がいきなり差し入れ持って現れたので、健全なスタッフさんには若干ビビられながらも、なんとかお話させて頂きました。
このライブを何で知ったのですか?という質問に、たまたまネットで探して見つけたんですから会話が始まり、自分がGガンの作品キッカケで田中先生のライブを聞きにきましたって事で、着てきたKOHのパーカーのバックプリントを見せた途端に集まったスタッフさんの中で男性2名がちゃんと反応してくれたのが嬉しくて。ほんの少し距離が縮まった気がします(笑)
こうして、キャバレー特有の雰囲気と店内に流れるお香の香りに包まれながらライブスタート。今回のライブはなんと全曲がジャズアレンジに編曲されてて、ジャズを初めて聴く自分にとっては全てが新鮮でした。
何より田中先生ご自身がボーカルとピアノを担当。ワンピースのウィーアーをまさか田中先生の歌声で聴けるとは思いませんでした。しかもライブスタートがウィーアーの時点で拍手物です。他にはサクラ大戦の帝国歌劇団とか、曲のラインナップとしてはサクラ大戦メインで色々な曲を全てジャズアレンジでとにかくカッコいい。
キャバレーという独特の雰囲気にマッチングして、不思議な空間の中でアニソンをジャズアレンジさせて聴いていたのですが、アレンジが変わると曲も全く違うからひたすら感心しきってました。今回は全て歌入りだったので、Gガンの曲は一切ありませんでしたが、それでも全然気にならないくらい、大変素晴らしい内容でした。
途中、閑話休題的に田中先生自身でお話されてる中で、ドレミファソラシの音階だけで作曲した曲が存在するという話の流れから自身もそれに基づいて「ドラミの歌」なるものを作曲して披露。その中で深夜に放送されているタモリ倶楽部内のコーナーで「ソラミミアワー」というコーナータイトルは本当にドレミの音階でソラミミで構成されているのだとお話されていまして、トリビア発見です。
いつかまた田中先生自身で作曲された曲のリクエスト大会したいというご希望もちらり。なんでも田中先生ご自身で作曲された曲数が約8000曲。その中ですぐにいける曲が200曲。ざっと演奏時間を計算したら3時間ぐらいでいけるね~(笑)と、笑いながらお話されていたんですが、それって本当にすごい事だと思うんですけど…。
通常でしたら、4時間ぐらいライブやってるらしいのですが、今回は店を借り切ってライブを行っていたので16時にはライブが完全終了。普通ライブはアンコールがあるのですが、全ての曲を2時間で演奏してアンコールする為に急いで戻って、しっかり演奏して終了。しかもこのアンコール奏者さんは全員撤収して田中先生だけで演奏していたのだから、なんとも慌しい印象が(笑)店はしっかり17時から開店したらしいので、そう考えたら結構急ぎ足のライブでした。
こうしてむしろスタッフさんとほんの少し打ち解けた辺りで、ミス日本を後にして折角難波まで出て来てるところですから、千とせの肉吸いを食べようと思って店まで行ったのですが営業時間がライブ時間中に終了…。また機会があれば行くようにしたいですね。実際、NGKで吉本新喜劇見た事ないですし、どうせなら新喜劇見た後、食べたいですし。
中途半端にお腹空いたのでたこ焼きをゲットして食べてみました。このお店、12個で430円と安い。ただし、少しからくりがありましてたこ焼きだけを焼いてて、ソース・青のり・マヨネーズ・かつお節はセルフで。でも安いから自分でやる事に一切抵抗もなく。しかもこのたこ焼屋さん、たこ焼きをひっくり返す時に、割り箸を両手にそれぞれ1本ずつ持って焼いてました。
とは言え、さすがは職人さんという手つきでさくさくと焼いていきあっさり自分の番だったのでしっかり受け取って、奥でソースと青のり、そしてかつお節をかけ完成。やっぱ大阪の空の下で食べるたこ焼きは美味かったです。次は東京のもんじゃですなと、猫舌の自分がつぶやいてみます。
その後はちょこちょこ甘味を投下しながら、NGK周辺をうろちょろ。こうして褌姿の看板に別れを告げて帰路へと着きました。いやはや帰宅して速攻沈没でしたが、いい1日でした~。