本日一般質問三日目が終了した。今回、自ら質問に立つことが出になかったが、真誠クラブからは伊藤議員、寺本議員が質問に立った。
今議会の一般質問では「子ども・子育て支援新制度」や「日本創生会議の増田レポート」についての質問が目立った。
子ども・子育て支援新制度については昨年12月議会で私自身質問を行ないましたが、国の具体的な指針が不明確であったため、具体的な回答は得られませんでした。この制度では文科省(幼稚園)厚労省(保育園)の縦割りを施設型給付に一本化し、新たな認定こども園を開設することで、保育の量的拡大・確保と教育・保育の質的改善を図る制度となっています。
地域事情から言える事は、出雲市の30の私立幼稚園で園児が減少傾向にあることや、依然と保育園の待機児童対策が必要なことから、そのあり方を検討する必要があり、現在、子ども・子育て会議によって検討が行われています。
また、増田レポートについては全国の半分近い896自治体が「消滅可能性都市」に該当しており、行政機能が維持できない可能性を示しています。出雲市は例外とはいえ、対岸の火事とも言えない切実な問題と言えるのではないでしょうか。とにかく若い世代の定住対策を更に進める必要がありることから、子育て環境の整備や、働く場の創出は自治体に課せられた喫緊の課題です。